◇西日本学生選手権大会3日目/なみはやドーム◇
前日のグレコローマンで66kg級・野邑が準々決勝、84 kg級・中西主将が準決勝進出を決め、残る関大勢は2人となり迎えた最終日。1年生の野邑は3位を目標に、中西は昨年の雪辱を晴らし必ず西日本一の座を手にすると、互いに意気込み試合に臨んだ。
まずは野邑の戦い。第1P開始早々、1点を献上してしまう。そのまま力を発揮できず、5-0と完敗。第2Pでバックを取り1点獲得し、反撃するも結果は2-3。目標には届かず、準々決勝で敗退を喫する。
残るは中西ただ一人。仲間の期待を一身に受け、準決勝に挑む。第1Pは互いに譲らず、1-1。後者ポイントにより中西がこのPを制する。続く第2P、まずはスタンドでバックを取り1点奪取。その後のグラウンドでは両者守りきり、2-1で勝利。見事決勝戦へと駒を進めた。
そして迎えた決勝戦。相手は昨年の同大会決勝戦で敗れた日本文理大の亀井だ。「亀井しか考えていなかった」と、中西は因縁の相手を前に闘志を燃やす。第1P、スタンドで1点先取するも、グラウンドで相手に守り切られ1点を献上。続く相手の攻撃から必死に耐えるが、試合終了間際に相手の技が決まる。結果1-3となり、このPを落としてしまう。
なんとしても勝ちたい第2P。まずはスタンドで相手の攻撃を利用し、投げ技を決め3点獲得する。勢いそのままに、グラウンドでも着実に点を稼いでいき7-0で勝利。勝敗の行方は最終Pへもつれ込んだ。
運命の最終P。序盤からプレッシャーをかけていく。「相手がばてていたので、ローリングで勝ちにいけると思った」(中西)。しかし、相手も粘りを見せ両者無得点のままグラウンド勝負へ。まずは相手に攻撃権が与えられ、なんとか守りきり1点獲得。そして攻撃権が中西に移った。ここで得点を奪えなければ勝つことはできない。ローリングを狙うが、相手を抑えこむことができず、スタンドでの勝負になってしまう。最後の力を振り絞り懸命に攻めるが、そのまま試合終了。結果、1-1の後者ポイントで惜敗し、西日本優勝の夢を叶えることはできなかった。
▼中西主将「自分の力を出し切れた決勝戦だった。スタンドから果敢に攻めて勝ち取っていくという作戦が、第2Pで発揮できてよかった。グレコローマンのルールに適応しきれない自分が悔しいが、試合内容としては全く悔いない。これからは後輩への指導をしっかりしていきたい」
▼野邑「得意のグラウンドでいつもの動きができなくてくやしかった。メンタル面の強化が今後の目標。次の試合は今よりいい結果を出したい」


