◇第32回総合関関戦◇6月21日◇関学大総合体育館1階レスリング場◇
関大5-2関学大
今年で32回目を数える関関戦。昨年の勝利で関大は連勝記録を4に伸ばした。1部の関大に対し、関学大は2部のチーム。しかし、和田主将が「良い補強をした」と話す通り、着実に力をつけてきており、決して油断はできない。関大にとっては1部の意地を見せたい一戦となった。
1人目の55kg級・堀川は第2P(ピリオド)にフォールを決められ敗戦。2人目は60kg級のルーキー・増谷剛だ。春季リーグ戦が延期になった影響で、大学での団体戦は初出場となった。それでも臆することなく積極的に攻め続ける。第1Pはローリング3連続を成功させ、先取。すると第2Pでは相手のすきを狙い、開始30秒でフォール勝ち。見事、チームの期待に応える。
続いて登場したのは66kg級の和田。中腰から相手の脇をすばやく狙う攻めで第1Pを6-0、第2Pを7-0で完勝し、力を見せつける。そして4人目、74kg級・増谷一、5人目、84kg・野邑も力を遺憾なく発揮し連勝。この時点で関大の勝利が決定する。続く96kg級・濱田は最終Pにまでもつれる接戦となるが、一歩及ばず落としてしまう。
ラストは120kg級・中村だ。対するは高校三冠の実績を持つ材木。「相手が強敵だったので、まず攻められないようにと思っていた」(中村)と話すように、相手にうまくプレッシャーをかけていく。試合はこう着状態のまま0-0で延長戦へ。運悪く攻撃権を相手に与えてしまうと、材木の力に屈しポイント取られてしまう。第2Pも両者無得点のまま延長となり、同じく相手に攻撃権を許す。しかし、中村は場外を狙った相手の攻撃をうまくかわし、場外に押し出してこのPを制する。タイで迎えた最終Pでは勢いに乗った中村が攻めあぐねる相手からバックを取り、1点獲得。最後までこの得点を 守りきり、勝利。和田も「あのような試合を目指している」と褒め称えた。
結果、5-2で5連勝目を飾った関大。「みんな声が出ていて、最高の状態」と和田はチームの状態を語る。関大レスリング部はこの自信を胸に、リーグ戦に挑む。
▼和田主将
「全員があきらめない理想的なゲームだった。良い雰囲気で試合が出来た。関関戦は(4年連続で)勝ち続けているのでプレッシャーはあった。しかし負けるという気持ちはなかった。2週間後のリーグ戦でも結果が残せるように頑張りたい」
▼増谷剛
「大学での目標が兄(=増谷一)と一緒に団体戦で出て、勝つことだったので達成でき、うれしい気持ちでいっぱい。関関戦は周りが盛り上がっていて気持ちよく試合が出来た。周りの声援は力になった。リーグ戦でもきちんとレギュラーを取れるように、気を抜かず練習に取り組みたい」


