接戦を制した増谷剛

◇西日本学生春季リーグ第2日目◇7月5日◇金岡公園体育館◇

関大5―2近大
関大5―2福岡大

【最終戦績】
1部 5位


 「みんないい動きが出来ていた」(和田主将)。その言葉通り、第2日目のチームは好調だった。惨敗に終わってしまった第1日目の屈辱を晴らし、見事2つの白星を手にした。

 まずは、近大戦。84kg級・濱田は延長戦の末、敗北してしまう。だが、ここから関大が猛攻を見せる。96Kg級中村は安定した試合を見せ快勝。続く55Kg級・堀川はフォール勝ちを決めた。さらに74Kg級・足達も勝利し、3連勝。関大は一挙に流れを呼び寄せた。

 そんな中、マットに上がったのは60Kg級・増谷剛。両者一歩も譲らず迎えた最終P。0-1と相手にリードを許し、残り時間は15秒だ。「1つも負けられない状況で思い切って挑めた」(増谷剛)。執念の投げ技を決め、3点奪取。結果、3-1でこのPを制し、見事な逆転勝利を収めた。続く66Kg級・増谷一は、健闘するものの敗北を喫する。最後は74Kg級・野邑が巧みな攻撃で相手を圧倒。5勝2敗で勝利し、Aリーグ3位となった。

 今リーグ最後は、Bリーグ3位の福岡大との戦いだ。 「1番納得のいく動きができた」という120kg級・中村。第1Pを勝利し、第2P終了間際には、相手を場外へ押し出し1点獲得。さらにバックを取り、大勝する。また、60kg級・増谷剛は第1、2Pともに、1点ビハインドから終了間際に技を決め、後者ポイントで試合を制する勝負強さを見せた。盛り上がる関大。勢いそのままに66㎏級・増谷一も勝利するが、そこから2連敗を喫してしまう。 

 そこで登場したのは96㎏級・濱田だ。第2P終了間際に相手の隙をつき、フォール。再び関大へと流れを呼び戻す。最後は84kg級・足達が力強い投げ技で3点を奪う活躍を見せ、勝利。最終結果は、5勝2敗で連勝を果たした。

 新チームでつかんだ1部リーグ5位。昨年を上回る結果だ。「勝つという気持ちとノリは関大が1番あった」(和田)。この良い雰囲気と勢いそのままに、関大は、さらなる高みを目指していく。

▼和田主将
「チームの雰囲気がよかったことが試合によい影響を与えた。今回の反省を活かして、夏はメンタルを強化とそれぞれが自分の決め技を持てるようにしたい」

▼中村
「今日の試合は運にも恵まれた。高校時代は全く恵まれなかったので、そのツケかなと。けがで昨年は悔しい思いをし続けたので、新人戦ではその思いをぶつけたい」

▼増谷剛
「今日(試合に)出れたら絶対勝とうと思っていた。兄と一緒に戦うと調子も上がるのでよい動きができた。新人戦では必ず優勝し、兄の成績を越えたい」

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