連覇を果たした増谷剛㊧と準優勝の二階堂

◇西日本学生選手権大会(2日目)◇10月10日◇薬業鳴尾浜スポーツセンター◇

【グレコローマンスタイル】
60kg級
優勝 増谷剛
準優勝 二階堂

84kg級
準優勝 濱田
3位 田村

96kg級
3位 中村、薮中

【フリースタイル】
74kg級 村上
84kg級 濱田
以上の選手は明日の準々決勝進出

 グレコローマンスタイル60㎏級・増谷剛が2年連続で西日本を制覇した!さらに準優勝が2名、3位が3名と他の選手も好成績を残した。その後行われたフリースタイルでも2選手の準々決勝進出が決定。進化をし続ける関大レスリング部が躍動した。

 まずはグレコローマンスタイル。1日目を無失点で勝ち進んだ60㎏級・増谷剛は準決勝でも実力を大いに発揮。徳山大・野口を相手に果敢に攻める。開始27秒に相手を外に出して先制点を獲得。その後も攻撃の手は緩まない。相手の後ろをとり左腕を締め上げる。そして、バックへ回り込む。6-0となったところで、フォールを決め込んだ。

 準決勝を圧勝し、残るは決勝のみ。相手は関大の二階堂だ。先輩となる相手に「胸を借りる思いで挑んだ」(増谷剛)。第1P(ピリオド)では果敢に詰める両者であったが、守りも堅く、なかなかポイントを奪えない。そのまま突入したグラウンドでは増谷剛が攻撃権を得る。豪快にローリングを決め、2-0で第1Pを増谷剛が制す。 第2Pでは序盤から増谷剛が二階堂を場外に押し出して1点を奪う。開始52秒にはしゃがんだ状態から後ろへ投げ、4ー0とリードを広げる。その後攻撃はやまず、6ー0で勝利。劇的な優勝を飾った。「無失点にこだわった」(増谷剛)今大会で1点も与えず優勝し快挙を成し遂げた増谷剛。これからもまだまだ躍進が止まらない。

 84kg級・濱田は田村との関大対決となった準決勝を2-0で制し決勝へ。日本文理大・佐藤相手に第3Pまでもつれる接戦を演じる。しかし終了15秒前にローリングを決められ惜しくも敗北。優勝までわずかに届かず、準優勝となったが「(昨年の佐藤との試合は)点を取れなかったので、今年は成長出来た」と力を実感した。

 一方のフリースタイル。まずはグレコローマンから連続出場となる濱田。序盤から積極的な攻撃で相手を場外へ押し出す。さらにローリングを連続で決め、7-0。続く第2Pも相手に隙を与えず、返し技で7-0。3回戦では第1Pで左足をとられるものの、返し技で先制。第2Pはローリングから連続で返し技をみせ加点、7-3で準々決勝へと進む。

 そして、74㎏級ではルーキー村上が出場。初出場とは思えない圧巻の強さをみせつけ、素早い動きで相手を攻撃していく。2回戦を2―0で勝ち上がると続く3回戦でも勢いは止まらない。第1Pでは俊敏な動きでバックを取り1―0とする。第2Pは、相手も負けじと攻め込んでくるが、返し技でバックを取り、2―0で明日の準々決勝へと駒を進めた。

 両スタイルで活躍をみせた関大。「バテないように、基礎体力を重視した練習をしてきた結果」と4年生の二階堂もチームの強さを実感。明日のフリースタイルでも選手の入賞に注目が集まる。


▼増谷剛(グレコローマンスタイル・60kg級優勝)
「去年の優勝から1年間で今までの2倍、3倍の練習をしてきた。一年間死に物狂いで練習してきた。攻めることで相手に攻めさせず、無失点にこだわった。(二階堂は)お互いに技を分かっていた相手だが、自分のレスリングを変えちゃいけない。胸を借りる思いで挑んだ。(西日本は)小さくない大会。優勝できたことは、自信になった」

▼二階堂(グレコローマンスタイル・60kg級準優勝)
「個人としては最後の試合だったので、気持ちが入った。(準優勝は)自分で満足のいく結果。決勝の相手は昨年覇者の増谷剛だったが胸を借りるつもりで、思い切っていった。明日もキャプテン中心にチーム全体で応援して、一人でも多く表彰台に上がれるようにしたい」

▼濱田(グレコローマンスタイル・84kg級準優勝)
「決勝に進める自信はあった。(決勝の日本文理大・佐藤戦は)去年は点を取れなかったけど、今年は第2Pを取れた。昨年より成長出来たと思う。来年は優勝を狙う」

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