◇西日本学生春季リーグ2日目◇5月18日◇金岡公園体育館◇

関大2-5中学大

7位決定戦
関大2-5立命大

 新チームとして初のリーグ戦を迎えた関大。「昨年度の4回生が抜けて、しんどいとはわかっていた」(瀧主将)という言葉通り、苦しい展開となった今季。1日目は九共大、同大に黒星を喫した。最下位の8位は自動降格となるため、何としても勝利が必要だった。

 2日目はリーグ戦3連覇中の中学大と対戦した。最初に登場したのは70kg級の瀧。勝ってチームに流れを呼びこみたかったが、試合は終始相手ペースで進む。攻め手を欠いたままテクニカルフォール負けを喫した。続く、86kg級・尾崎、74kg級・河合も敗れ早くも後がなくなる。ここで登場したのは61kg級・山本。先制ポイントこそ許すものの、テイクダウンを奪い同点とすると、投げ技で逆転。体の切り替えし合いの中で2点を失うが、6-4とリードして第1Pを終える。第2Pではテイクダウンからバックを取り、4点を追加する。その後もテンポよく加点しテクニカルフォール勝ちを収めた。
 5人目の65kg級には1年生の竹本が挑む。1-0で迎えた第2P、一時逆転されるがラスト30秒で、バックを取り同点とした。このまま終了すれば竹本の勝利となるため、相手が猛攻を仕掛ける。それでも竹本が耐え抜き試合が終了。ガッツポーズで喜びを表した。しかし、ここで相手がチャレンジ(ビデオ判定の要求)に出る。これが認められ、相手の勝利となり、竹本はがっくりと肩を落とした。
 続く6人目の57kg級にも1年生の大川が挑む。第2Pの前半に投げ技で5点のリードを奪う。しかしじわじわと点差を詰められ、テイクダウンでとうとう逆転を許す。それでも諦めなかった大川がラスト1秒でタックルを決め逆転勝利を飾り、会場を沸かせた。
 これに続きたいところだったが、7人目の角原は敗戦。トータル2-5で敗れた関大は、立命大との7位決定戦に回った。

 負ければ2部降格が決まるこの試合。先陣を切った尾崎は接戦の末に敗れたが、山本、角原がフォール勝ちを飾る。しかし、続く4人は自分のレスリングをさせてもらえずに敗戦。2部降格が決定し、沈んだ空気に包まれた。
 
 試合後、瀧主将は「上回生中心に、チームを一つにまとめていく」と語り、秋季リーグでの雪辱を誓った。

▼増谷コーチ
「去年より戦力は落ちているので、最初はきついと思っていた。でも、やってみると1年生が頑張ってくれたりして、もう少し上を目指せる気持ちもあった。去年の良いチームを目標にしてきたけど、短い期間でチームを作りきれなかった。自分も含めて、チーム作りをなめていた。今までをチャラにしてここから作り直さないといけない」

▼瀧主将
「昨年度の4年生が抜けて、試合が始まる前からしんどいとはわかっていた。それでも、1年生2人は良くやってくれた。敗因は上回生が流れを作れなかったこと。リーグ戦は流れや雰囲気など細かいところが結果に表れるし、何が起こるかわからない。去年より人数は減ってしまったが、もう一回チームを見直す。上回生中心にチームをまとめていかないと、また次も同じことになってしまう」

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