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◇平成26年度西日本学生選手権大会(2・3日目)◇10月25・26日◇金岡公園体育館◇
 
【フリースタイル65kg級】3位 竹本 壮志
【フリースタイル74kg級】3位 尾崎 薫
【グレコローマンスタイル66kg級】優勝 瀧 康真
【グレコローマンスタイル130kg級】3位 角原 克己

 3日間にわたって開催された西日本学生選手権。関大勢はフリースタイルで竹本、尾崎が、グレコローマンスタイルで角原が3位入賞を果たした。さらに、グレコローマンスタイル66kg級で前回王者として挑んだ主将の瀧は見事連覇を達成した。

 フリースタイル65kg級に出場した竹本は関大が誇る期待のルーキー。新人戦準優勝の実力を発揮し、順調に勝ち上がる。3回戦では過去に2度敗れている中学大・二宮から勝ち星を挙げ、ベスト4に進出した。準決勝では徳山大・北鶴を相手に思うような戦いができず、テクニカルフォール負けを喫したが、将来への期待を十分に感じさせた。
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 同じくフリースタイル74kg級に出場した3年生の尾崎。大学からレスリングを始め、競技歴は3年に満たない。それでも2、3回戦に勝利し入賞を決めた。「くじ運が良かっただけ」と尾崎は謙遜するが、着実に実力を伸ばしていることに違いはない。
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 グレコローマンスタイルでは130kg級・角原が登場。2回戦では、テイクダウンを奪ってから、連続ローリングで相手を寄せ付けずテクニカルフォール勝ちを収めた。しかし、準決勝で中学大・津田大に豪快な投げ技を浴び、フォール負けを喫する。角原は「細かいところの守りができなかった」と悔しさをにじませた。
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 連覇に挑む瀧は得意の首投げがさえ渡り、3回戦までを難なく突破する。4回戦では果敢に仕掛ける日本文理大・岸田の攻撃に落ち着いて対処。第1Pで4点を奪うと、相手の反撃をしのぎ、1点も与えない安定した試合運びで勝利した。
 準決勝では全日本グレコローマン選手権3位の九共大・森と対戦。勢いに乗る相手に、「正直、びびっていた」と瀧。それでも、投げ技で4点を先取する好スタートを切る。その後、テイクダウンなどで詰め寄られるが、瀧も粘り6-3で第1Pを終える。
 第2Pも両者譲らない熱戦が続くが、相手を場外へ追いやり1点を追加。相手も2点を加えるが、終盤に瀧がバックを取り再び突き放す。9-5で強敵・森を下し、優勝に王手をかけた。
 決勝の相手は中学大・二宮。第1P、瀧がパーテールから連続ローリングを決め一気にペースをつかむ。第2Pは後がなくなった相手が猛攻を仕掛けるが、瀧は隙を見せない。パーテールを与えても粘り強く耐え抜き、試合終了のブザーが響く。今年、満足できる結果を残せず苦しんだ主将は「優勝できて一安心」と胸をなで下ろした。
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 来月下旬には秋季リーグ戦が行われる。春に2部降格の屈辱を味わった選手たちは、リベンジに燃えている。現チームで挑む最後の団体戦に向けて「何としても勝たないといけない」と瀧は気合を入れた。関大レスリング部の逆襲はここから始まる。【吉見元太】
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▼瀧主将
「優勝できて一安心。今年はインカレで8位、全グレ(全日本グレコローマン選手権)で5位。どっちもあと一歩のところで負けていて、もどかしい思いをした。去年の成績が良かった分、邪魔に感じて精神的につらかった。特に9月末に全グレで負けてから1週間はどん底。練習に身が入らない日が続いた。それでも、同期をはじめ周りのメンバー、コーチの支えが大きかった。個人の成績より、チームのキャプテンとして自分の出す雰囲気が後輩たちにも影響する。同期に『瀧の取り組みがチーム全体の士気に関わってくる』と言われてその通りだと思った。それからは自分のこととチームのことを両立して考えるようになった。12月の全日本に出るには今回1位になるしかないので、それに向けてやり切ろうと思って取り組んできた。勝ててほっとしている。(準決勝で対戦した)森は今年全国3位になっている。直接対戦して負けたわけじゃないが、成績的に上なので正直ビビっていた。去年も準決勝で当たって勝っているが、今年は挑戦者の気持ちで挑んだ。試合中は自分の勝手な判断や詰めの甘さが出て、無駄な失点をしてしまった。一瞬の気のゆるみが勝敗に関わるので、次までに修正したい。フリーで(竹本)壮志と(尾崎)薫が3位。壮志は1年生ながら頑張っているし、自分が1年生のときよりすごい。練習を人一倍頑張っているので、入賞して当然だと思う。薫は初心者なのに(レスリング部に)入ってきてくれた。経験者には簡単に勝てないし、大学で何回もぼろぼろにされてきた。それでも地道な努力で入部当初から体つきが変わっている。頑張った分だけ結果がついてくるというのを示してくれた。前日のフリーで良い刺激をもらえた。春リーグで2部落ち、関関戦で不甲斐ない試合をしているので、秋リーグは何としても勝たないといけない。チームの雰囲気は徐々に良くなっているし、一人一人が自分の役割を果たそうとしている。4年生は最上級生の自覚を持っているし、3年生の薫からは次期主将としての意識が伝わってくる。あとはリーグで勝ってバトンタッチするだけ」

▼竹本
「結果は良くないが、2回負けていた相手に勝てたのは成長できた部分だと思う。増谷コーチの指導の下でしっかり練習して、組手や上下の攻めを磨いてきたことが良かった。リーグ戦ではチームのために勝ちを多くとりたい」

▼尾崎
「フリーはくじ運が良かったのでたまたま3位になれた。グレコで勝ちたかったので、悔しい思いのほうが大きい。大学でレスリングを始めたが、試合で勝てるようになったことで成長は感じる。リーグ戦は2部優勝と、自分が出た試合は全部勝つことを目指す」

▼角原
「3位に関しては何もない。自分が攻めることを意識しすぎて、細かいところの守りができず最後に投げられた。そのあたりをリーグまでの1か月でやっていく」

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