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◇平成26年度西日本学生秋季リーグ戦◇11月29日◇金岡公園体育館◇

関大6-1鈴鹿国際大
関大6-1天理大
関大5-2桃山大

 今春のリーグ戦で無念の2部降格となった関大レスリング部。春先はつまずいたものの、その後は徐々にチームとして調子を取り戻しつつある。個人戦が続いた夏・秋でレベルアップを遂げ、10月の西日本学生選手権でその成果が表れる。瀧主将のグレコローマンスタイル66kg級連覇をはじめ、4人が入賞。現チームで戦う最後のリーグ戦に向け、弾みをつけた。

 迎えた初戦では鈴鹿国際大と対戦した。関大は57kg級にエントリーしている選手がいないため、不戦敗で黒星を一つつけてしまうが、その後はレベルの違いを見せつける。65kg級・瀧のテクニカルフォール勝ちを皮切りに、6人全員が相手に1点も与えず完勝。61kg級・山本は豪快な水車落としを見せた。

 続く天理大戦では、1人目の86kg級・尾崎が第2P終了間際にバックを奪って土壇場で逆転勝ちを収める。2人目の瀧も点の取り合いの中、一瞬の隙を逃さず相手を押さえ込んでフォール勝ち。3人目の74kg級・河合は相手に3点を先取されるが、首投げを決めて鮮やかに形勢逆転すると、一気にフォールを奪った。残る3人も勝利し、チームとして2連勝を飾った。
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 この日最後の対戦となった桃山大戦。瀧主将が「一つのヤマ場」と話す相手だ。まずは125kg級・角原が先陣を切った。相手の選手に体格で勝る角原は第1Pでテクニカルフォール勝ちを収める。続く瀧は6-0で迎えた第2P途中に右手人差し指を脱臼するアクシデントに見舞われる。それでもテーピングで指を固定し、試合を続行。痛みに耐えながら、攻め手を緩めずにテクニカルフォール勝ちで試合を決めた。闘志を見せた主将の姿に関大の選手たちは奮起する。3人目の河合は投げ技を決め、4-3とリードして第1Pを終える。第2Pでは2度、場外に出され逆転されると、さらに追加点を許してしまう。だが、諦めずに最後まで攻め続ける河合にチームメイトの応援も熱を帯びる。敗れはしたものの、勝利への執着心を存分に見せつけた。その後、山本、尾崎が勝利し、勝ち越しを決める。最後に登場した70kg級・竹本はバックを取った姿勢から素早くフォールに移行。そのまま勝利し、最高の形で締めくくった。
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 戦いを終え、瀧は「指は大丈夫。桃山大戦は内容も雰囲気も今日一番」と振り返った。30日は帝塚山大、さらに昇格争いをする関学大との対戦が控えているが「一人一人がしっかり持っている力を出し切れば、結果はついてくる」と頼もしく話した。5月の総合関関戦では敗北を喫したが、今の関大レスラーたちには勢いがある。必ず宿敵にリベンジし、1部復帰をつかみ取る。【吉見元太】

▼瀧主将
「指は大丈夫。外れたときは気持ち悪かった。1試合目はアップ不足で全員動きがあまり良くなかった。動きが固かったが、1つも落とすことなくいけたのは良かった。2試合目は固さが取れてきたが、まだ全員本調子ではなかった。結果的に1つも落とさなかったことで、内容はさておき、いい感じで3戦目につながった。桃山大戦は一つのヤマ場。これをどう戦うかで明日に影響する。試合前、『普段通りの力を出し切って明日につなげよう』とチームで話していた。結果は内容も雰囲気も今日一番。明日は今日と何も変えるつもりはない。3戦目の雰囲気をしっかり保って、一人一人しっかり持っている力を出し切れば結果はついてくる」

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