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 関西王者奪還に向けた初戦の立命大戦。リーグ戦に勢いをつけるためにも勝利したい関学だった。しかし立命大のテンポのいい攻撃に苦戦。そして最後まで思うようなプレーができず12―26で敗北を喫した。


<『スピリッツ』vol.50>


【出陣のとき】
 リーグ初戦、立命大戦。晴れ渡る空の下、SO土本(社3)のキックオフで試合は開始された。開始早々、敵陣で攻撃を仕掛けていく関学。FW陣を中心とした、しぶとい攻撃で徐々にゴールラインへと近づいていく。短いパスでポイントを作りながらトライを目指すも、相手の粘り強い守りになかなか得点できない時間が続く。しかし前半8分、ゴールライン際のラックから試合が動いた。FB小樋山(人4)がボールを出し、CTB春山(文3)、CTB吉原(人3)へとつなぐ。そして吉原がタックルを受けながら先制トライ。立ち上がり、苦しみながらも得点を取り切った。コンバージョンキックを小樋山が成功させ、7―0とする。このまま流れに乗りたい関学だったが、自陣ライン際の攻防を繰り広げ相手に得点を許してしまう。だがその後すぐに反撃。敵陣22㍍マイボールラインアウトからパスを回していった関学。WTB松延(商3)が相手の厳しいタックルを受けながらインゴールを目指し猛進する。それをきっかけにSH芦田(人4)からWTB中井(経1)がパスを受け取り、ゴール左隅に飛び込んでトライ。再びリードを奪い返す。このまま前半終了かと思われたが、前半残り4分を切ったところで立命大にトライを取られる。またも逆転され、前半を12―14で折り返す。

 後半に入ると関学にとって苦しい戦いを強いられることになる。終始、立命大ペースのまま試合が進んだ。後半10分、自陣ゴール目前のラックから抜け出されトライを奪われる。なんとしてでも追いつきたい関学。敵陣深くでマイボールスクラムで得点のチャンスを得たものの取り切れずに終わる。そして後半34分、立命大にダメ押しのトライを許し、そのまま試合終了。リーグ初戦、立命大に12―26で敗北を喫した。


【これからだ】
 接戦の末、初戦を落としてしまった関学。「ゴール前、FWで攻めたけど取ることができず、そこで立命大に負けた。意思統一が足りなかった」と、この日ゲームキャプテンを務めたFL小原(人4)は試合を振り返る。黒星スタートとなったが、リーグはまだ始まだまったばかり。「終わったことは仕方ない。切り替えてやるだけ」。次戦京産大戦での再起を誓う。
(文=宮本直実)