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6月30日~7月7日にかけてアメリカ・テキサス州において行われた第2回U-19世界選手権で関学からは選手4人、学生トレーナー1人が選出され、2大会連続となる日本代表の世界3位に貢献した。中でも日本代表主将としてチームをけん引したRB鷺野聡(商2)に大会を振り返ってもらった。

日本代表に選出された時は気持ちいかがでしたか?
鷺野…正直にうれしかったです。選ばれたからには前回大会で敗れたカナダ(●35―38)に勝って、アメリカに挑戦してやろうと。とにかくカナダに勝ちたいという気持ちでした。

代表主将という大役を任されましたが。
鷺野…日本を出発する前日に自分が主将という発表があったのですが、とても驚きました。しかし、日本代表のキャプテンをするというのは人生で1度きりのことだと思うので、やってやろう!という気持ちでした。

―現地のアメリカ・テキサスに着いた時はいかがでしたか?
鷺野…楽しみな部分もありましたが、とにかく気温が暑くて、コンディションが大丈夫かなと心配な部分もありました。

―初戦・フランス戦(○27―6)はどのような戦いになりましたか?
鷺野…スカウティングでは十分やれるだろうと自分は思っていました。しかしコーチから初戦は苦戦するものだと言われていたので覚悟はしていました。結果的には点差は開きましたが、エクスチェンジミスや反則が多く、内容的に良くない試合でした。自分もTD(タッチダウン)を決めはしましたが、前半で交代させられたので、もう少し出たかったです。

―2戦目は目標としていた相手であるカナダ戦(●24-33)でしたが、いかがでしたか?
鷺野…カナダの選手は体が大きいだけでなく、フットボールのスキルがとても高いです。その分日本はプレースピードと、賢くプレーすることを軸に置いて戦いました。通用した部分もありましたが、リターンTDをされたり、モメンタムを上手くつかまれてしまい、終始苦戦しました。しかし、サイドラインにいるメンバーも負ける気は全くなく、第4Qに2点差にまで追いついたのですが、最後残り3分でTDを決められて、9点差に点差を開いてしまいました。第3Qに得点を取れるチャンスもあったのですが、インターセプトされてしまって、実力差だけでなく、自滅して負けたという部分がありました。それを考えると悔しい試合でした。

―3位決定戦の相手となったオーストリア戦(○7―0)はいかがでしたか?
鷺野…もっと得点を取れた試合だったと思います。最後で得点に結びつかなかったり、サードダウンでミスをしたりと気持ちも実力も100%出し切れなかった試合でした。100%出し切れなかったことが最も悔しいです。しかし、接戦を勝って終われたのはよかったです。3位決定戦に勝てないと日本に帰れないと思っていたので…。そのプレッシャーの中で勝てたのも自信になりました。

―主将としてチームメイトに心掛けていたことはありますか。
鷺野…日本代表に来ている選手ともなると意識の低い選手はいないので、特に自分からまとめようということはありませんでした。しかし、メンバーたちがテキサスに慣れてきて、少しだれてしまっていた時期があったので、試合に臨んでも良い結果が出ないと思い、メンバー全員に檄というか、注意したことはありました。

―日本代表を共にした選手が、秋には敵になりますが、それについてはどう思いますか?
鷺野…とても脅威です。上手な選手ばかりなので。特にディフェンスはすごい選手がそろっていて、秋にはチームの主格を担っているかもと思う選手ばかりです。

最後に秋シーズンに向けての意気込みをお願いします。
鷺野…ファイターズの一員として、準備をして試合に臨むだけです。チームが勝てたらいいと思っています。昨年は1年生としてがむしゃらに試合をしていましたが、今年は昨年と違い、2年生ともなればチームの核としてやっていかないとダメだという責任があります。まずはチームの勝利に貢献を一番にプレーしていきたいです。

鷺野聡(さぎの・さとし)…商学部2年。170㌢72㌔。関西学院高等部出身。RB(ランニングバック)。高等部時代に全国高校選手権決勝戦(クリスマスボウル)を経験。大学からは1年時より頭角を現し、秋のリーグ戦で大ブレーク。ラッシング記録関西6位、第4節甲南大戦では85ヤードキックオフリターンTDなどその実力を見せつけた。