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   夏のRevolution第3回目は、橋本拓真(経4)さん・野島大輔(経3)さん・森田義樹(経3)さんです。3人は同じ大阪府立豊中高校アメリカンフットボール部出身で同級生。そして選手からマネージャーに転身したという同じ経歴をお持ちです。そんな3人に一緒に過ごす最後の夏、そして最後のシーズンについて伺いました。



―新チームが始まってこれまでを振り返ってみていかがですか?
橋本
:主務の柚木が前に突き進むタイプなので、自分は周りとの意思疎通の調整に努めました。ワイドユニットについているので、スタッフの中では誰よりも早くグラウンドに降りるようになりました。コミュニケーションを図るのが大事なので。ただ、チーム全体が危機感をまだ持ち切れていないので夏の取り組みが重要になってくると思います。
森田
:4年生が日本一を目指して引っ張ってくれる中で、下級生がどこまでやれるかが重要でした。でも初めは「やらされている」感がぬぐい切れず、JVの追手門大戦では負けてしまった。そこから下級生は反省し足りていない部分を自覚できました。そのあとのJV戦では成長を見せられたと思います。まだ足りていない部分をこの夏で詰めていき、部員全員が同じ方向を向ければ大きな力になるはずです。
野島
:春のあいだは実行委員長として関関戦に取り組んでいたので、あまり練習や試合に行けませんでした。その中でいかに本部とファイターズを両立するかが課題でした。関大戦では実行委員長として、初めて客観的にファイターズの試合を見る機会があって。オフェンスが攻めあぐねている姿を見て、改めて決定力不足を感じましたね。

―3人とも同じ豊中高校のアメリカンフットボール部からファイターズに入られましたが、入部のきっかけは?
橋本
:もともとは国公立志望でしたが落ちてしまって。でも大学でアメフトを続けるならファイターズでやりたかった。レベルの高い中で、どこまでやれるかやってみようと思いました。
森田
:関学は学生が自主的にやっているチームというイメージでした。その上で日本一を目指していて強いチーム。そんなチームの中でやってみたいと思いました。橋本にファイターズは「おもしろい」と言われたのも大きかったです。
野島
:日本一のチームで自分がどこまでやれるか挑戦してみようというのが大きな理由ですね。橋本も先に入っていましたし。もともと同級生で大学では先輩後輩になったけど、変わったことはないですね。タメ口なので周りは最初、不思議そうでしたけど(笑い)。

―では選手からマネージャーに代わられた経緯を教えてください。
橋本
:きっかけはマネージャー不足でした。正直、チームのためとは言え難しい決断でしたね。退部も考えましたが、2人がいてくれたのが大きかった。そのおかげで辞めずにここまで続けてこられました。感謝しています。
森田
:チームの事情でスタッフが必要になり、選手からマネージャーになってほしいと言われました。初めは抵抗があり、野島とはよく相談しました。辞めようと思っていましたが、そのときの主務(三井良太・2009年度主務)の話を聞きマネージャーになることを決意しました。同じ学年のスタッフに「一緒にスタッフでやっていきたい」と言われたのも理由の一つです。
野島
:「一緒にやりたい」と言われたのは大きかったですね。初めは悩みましたし。でもそんなときにフレッシュマンキャンプで本部員の募集を知り、こういう道があるんだと思った。当時の主務に相談したら本部員になることを快諾してくれて。森田と同じ時期にスタッフになることを打診されていたので、「一緒にマネージャーとして続けていこう」と言いました。

―悩んでいるとき、お互いにどんな思いでいましたか?
橋本
:自分自身も選手を辞めるつらさを知っていたので、説得はしませんでした。2人には残ってほしいと思っていましたけど。マネージャーについて聞かれたことは話すようにしていました。残ってくれて本当に良かったです。
森田
:橋本にはマネージャーについていろいろ聞きましたね。反対に橋本がマネージャーになるときはまだ1年生だったので、相談されることはなかったです。今、思うと悩んでいたんだと分かります。下級生でマネージャーになろうとしている子は、覚悟を持ってなってほしいですね。
野島
:橋本が先にマネージャーになっていたので、自分たちは助けられました。でも橋本はひとりで悩んでいたので、大変だったと思います。橋本がいて良かったですね。

―座右の銘を教えてください。
橋本
:「等価交換」。楽しては日本一にはなれません。努力してやった分だけ結果が出ると思います。
森田
:「あえて二兎を追う」。大変さは増しますがファイターズと学業、両方において頑張って行きたいと考えています。
野島
:「頭はCOOLに心は熱く」です。

―これからの目標や課題は何だと思われますか?
橋本
:今年は立命大戦が例年よりも1カ月早い。それだけフィジカル面はもちろん、メンタル面においても1カ月早いことをどれだけ危機感をもって取り組めるかだと思います。自分自身も練習中からグランドで試合の雰囲気で練習を取り組んでいきたいです。4年生がいかに率先して、覚悟を体現できるかが秋の課題ですね。
森田
:3年生は4年生に頼りっぱなしの状況。任せっきりにするのではなく、先を見据えて「自分が4年生ならどうするのか」を考えないといけないと思いますね。そして下級生に1プレー1プレーの重みを伝えていきたいです。
野島
:まだまだ3年生は個人プレー気味です。以前よりも成長しているとは思いますが、もっと4年生の気持ちを共有していかないといけない。そして一人ひとりが「負ける覚悟」を持つべきです。本当に負けることを想像し恐怖を覚えたときにだけ、心から「勝ちたい」と思えるはずです。

―ファンの方へメッセージをお願いします。
橋本
:1月3日まで頑張りますので、応援よろしくお願いします。
森田
:今年は相手を圧倒できるよう、夏も秋も頑張ります。
野島
:試合会場にぜひ足を運んでいただきたいと思います。より皆さんに楽しんでいただけるよう、魅力あるファイターズにしていきます。

―最後に、あなたにとってのプライドはなんですか?
橋本
:できるだけ自分と違う意見や知識を持つ人と対話するようにしています。自分と同じ考えの人とばかりでは慣れ合いになってしまう。ぶつかっていってこそ、新しい意見が生まれると信じています。
森田
:ファイターズのマネージャーと学業。この2つの時間をしっかり配分して、両立させることですね。
野島
:「義を見てせざるは勇なきなり」。求められたことは、例え自分がやりたくなくてもやる。自分がやりたいかどうかではなく、チームのために行動したいです。

 絶妙なやりとりを見せてくれた「豊高トリオ」。彼らの結束力はチームの支えとなります。熱い思いを秘めた豊高トリオが、FIGHTERSを聖地へ、そして日本一へ導きます。



■橋本拓真(はしもと・たくま)。1988年4月9日。経済学部4年生。豊中高校出身。マネージャー。173㌢・68㌔。関西学生アメリカンフットボール連盟を主とした渉外・高校生リクルーターを担当し、NEW ERA BOWLではチーフマネージャーを務めた。
■森田義樹(もりた・よしき)。1988年12月7日。経済学部3年生。豊中高校出身。マネージャー。172㌢・62㌔。今年の高校生リクルーターを務め、2010ファイターズイヤーブックも担当。森田の力作『2010ファイターズイヤーブック』は9月5日、リーグ開幕戦より発売開始!!
■野島大輔(のじま・だいすけ)。1988年8月29日。経済学部3年生。豊中高校出身。マネージャー。166㌢・61㌔。体育会学生本部の本部員でもあり、第33回関関戦実行委員長を務めた。

次回は「分析スタッフコンビ 菊地亜美&山田英治ペア」をお届けします!!
8月25日UP予定です。


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