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第8回目は、関学の高等部でコーチをしている川端大樹さんです。高等部コーチとしての仕事などについてお話をうかがいました。




高等部コーチ 川端大樹


高等部コーチ 川端大樹

―いつから高等部のコーチを始められましたか?
2年生時の夏からですね。高校生の時から悪かったひじを手術したのですが、試合に出るのは厳しいと言われたのがきっかけです。自分も高等部出身で当時学生のコーチから学ぶことも多かったので高等部の監督からの誘いもあり、自らやろうと思って高等部コーチになりました。

―高等部コーチになろうと思った理由は?
自分にとっても高等部コーチの存在は大きくて、そんな風に自分もなれたらと思っていました。スタッフの中でも一番自分が出せて、一番責任が持てると思ったからです。また、4年間日本一から遠ざかっていたので、それを実現したいという思いもありました。

―どんな仕事をされていますか?
試合から逆算して、練習メニューを監督やスタッフと一緒に作成しています。また、グラウンドではメリハリのある練習をするために高校生のマネージャーに指示を出しています。 他には、ディフェンスのコーチとして試合中のサインを出したりその準備としてビデオでの分析をしています。

―実際に高等部コーチになって、想像していたものと違いはありましたか?
自分が高校生の時に知っていたのはグラウンドにいるコーチだけでしたが、実際には宿泊所に泊まることが当たり前になっていて、試合のための準備にとても時間をかけていることが分かりました。去年は選手が見るためのビデオを120人分録画したりしていました。

―どういう時にやりがいを感じられますか?
やりがいを感じられるのは全て終わってからだと思います。そのためには、4年生として最後の今年1年を悔いのないようにやり通したいです。また、コーディネーターとして学生だけでやっているのは関学だけなので、最初は不安もありました。でも、社会人コーチと戦術的に戦えるというところは難しい点でもあり、魅力でもあります。

―高等部コーチとしてのファイターズに対する役割は?
直接関わることはないですが、高等部出身の選手が大学に上がったときに、今までの選手よりもレベルの高いプレーヤーを輩出したいですね。これは要求されています。

―同世代ではなく、高校生を教えるうえで大切にしていることは?
学生コーチとしてどれだけ身近であれるか?全てを一緒に過ごせる環境にいるので、コミュニケーションを大事にしているし、ちょっとした変化に気づけるようにしています。彼らが自分の中で理解できるために、どのように伝えたらベストかを探して教えています。

―今年、最後の1年ですが、高等部コーチとしての目標は何ですか?
チームとしては日本一になること。個人的には、コーチのあり方を変えたいと思っています。自分たちは大学生の4年間しか携われない。高校生は3年間に全てをかけているのに、自分たちの失敗で終わらせたくはない。だからこそコーチのレベルを保っていきたいし、コーチのあり方を決めて、それを下級生に受け継いでいきたいです。

―夏、これからにむけての抱負をお願いします。
春負けたのをふまえて、サポートしながら高校生に考えさせてやることを徹底させたい。そして効率的で効果的なものを!早くてあと3ヶ月で引退なので、1日1日を絶対無駄にせず悔いのないように過ごしていきます。

―最後にファンの方々に一言お願いします。
今年、必ず5年ぶりの日本一になりますのであたたかいご声援をお願いします。




■川端大樹(かわばた・ひろき)。社会学部4年生。関西学院高等部。高等部コーチ。175㌢・68㌔。




(企画:アメリカンフットボール部&編集部 取材・制作:松元千明/岡崎心/下山花織)