8月25日、梅田17番街のターミナルビルに於いて行われた2009年秋季報道説明会。関西学生1部リーグに所属する8チームの監督、ヘッドコーチが出席し、秋季リーグ戦に向けた質疑応答が行われた。以下はその内容です。
―現在の仕上がり状況は?
・米倉ヘッドコーチ(立命大)
「新型インフルエンザの影響もあり、若干の感染者も出まして調整が順調という形まではいかないのですが、学生諸君はそれを逆にプラスに感じて危機感をもってやっています。残り1週間、万全かというとまだまだこれからなのですが、しっかり仕上げて臨みたいと思います」
・安井ヘッドコーチ(神大)
「春の試合を通じて非常にスターターの入れ替わりもありまして、まだまだ低い状態というのがはっきりしたので、合宿では基本レベルの反復というのを原則としてやってきまして、気候が思ったよりも涼しくて練習自体はきっちりできたかなと思っています。1週間きっているんですけど、夏の間にずっとやってきたことが秋の初戦からしっかり力として出せるかどうかということであと数日しかないんですけど、そこを目標に調整している段階です」
・板井ヘッドコーチ(関大)
「今季は1日練習量を増やした状態で、年間を通じて例年よりはたくさん練習してきました。8月に入って合宿も練習量を例年よりも増やして、中盤くらいまでには順調に仕上がってきたと思います。今はそういった疲れをとる感じで調整に入っておりますが、大きなけが人もそれほどなくまあまあの仕上がりだと思っております」
・大城監督(近大)
「先週合宿から帰ってきまして、次の日から新型インフルエンザの感染者が数名出まして、昨日1週間ぶりに練習を始めたところで、まだ仕上がりも全くわからない状況で、この1週間しっかりがんばりたいという状態です」
・鳥内監督(関学)
「合宿は無事に終わりまして、なんとか大きなけがもなく順調にきております。ちょっと疲れが溜まってきとったんですけども、次の初戦に向けて万全に仕上げようと思います」
・西村ヘッドコーチ(京大)
「特に大きなけが人も出ず、インフルエンザも特に出ず、非常にいい形で仕上がっているのではないかなと思っております。精一杯力が出せるように、今からさらに調整したいと思います」
・大岡監督(甲南大)
「合宿から帰ってきまして、順調に仕上がっている感じなんですけども、大きなけが人もなくきています。インフルエンザ気味の子がちょっとおりまして、要注意ということで練習をやっていく状態です。甲南大学の初戦は神戸大学なのですが、初戦に向けてほぼオフなしでやっていくという状態です」
・小林監督(同大)
「うちの大学のチームは経験者が少ないので、春の間に色んな指示をしたかったのですが昨今のインフルエンザで3試合ほど流れて、なかなか経験を積ませることができていない状態ではあります。ただ夏合宿につきましては順調に終わったかなと思いますので、最後初戦に向けて頑張っていきたいと思います」
―チームの注目選手、キーマン、新戦力がいらっしゃれば挙げてください
・小林監督(同大)
「昨年エースQBの多川が抜けまして、QB不在というような状況です。ただRBには重坂、河野、小寺という結構のびた選手がいますので、春はけがとかでなかなか出てなかったのですが、秋に向けて仕上がりは順調だと思いますので、彼らの活用次第ではよいのではないかなと期待しながら秋に向けて最後の調整をしていきたいと思います」
・大岡監督(甲南大)
「オフェンスはQB松延やRB高谷を軸にやっています。ディフェンスは中田といのがLBでチームを引っぱっているという感じです。あと新人で1年の平瀬がなかなかスターターと顔を連ねるというくらい注目の選手です」
・西村ヘッドコーチ(京大)
「注目選手はQBの桐原だと思います。京大にしてはめずらしく、まともにパスが投げられる選手だと思いますので、彼がどれだけ活躍してくれるかがキーかなと思っています。今年の1年生はめちゃくちゃ待望なエースが多く揃いまして、多くの試合に出ると思います。彼らの活躍が楽しみだなと思います。そのなかでもCBの大岡がおそらくスターターで出ると思いますが、大学でも大活躍してくれると思うので、ぜひ注目していただければと思います」
・鳥内監督(関学)
「期待の選手は書いてあるのと、レシーバーの萬代。RB河原、平田の4年と3年の久司、稲村、2年の松岡のランにオフェンスは期待してます。ディフェンスの方は、新人ですけどDEの梶原君と小山君の箕面自由学園のコンビ。彼らはたぶん準スターターでたぶん活躍してくれると思っております」
・米倉ヘッドコーチ(立命大)
「期待の選手は4年生の書いている通りです。他の新戦力としては、2年生RBの東松。非常に~くらい動きを見せておりますので、期待しております。あとはQBは昨年松田大司がエースQBをしていたんですけども、その控えの松田竜太と1年でU-19にも出場した荒木。この3人が横一線でエース争いをしておりますので、そこは非常に楽しみにしております」
・安井ヘッドコーチ(神大)
「オフェンスでは大園、ディフェンスでは小澤。この2人が1回生からずっと試合に出ていて、非常に経験もあって今年も中心になってくれると思います。あとは期待の選手としては、QBの東野。春はちょっと結果が出なかったんですけども、今年は彼ら次第というところもありますんで、彼らの成長にはとても期待しています。あと、1回生は35人入りましたんで、経験・未経験を問わず、何人か1回生でも秋の試合に出れる選手がいますんで、そちらの方にも期待していただければと思います」
・板井ヘッドコーチ(関大)
「期待の選手はここに書いてある者にプラスして、RB松森も奮起を期待したいと思います。それからQBの井上の原口と変わらないので、調子のいい方がスターターとして出るという形になると思います。あと1年生はDBの中村が非常にパスカバーの能力が高く、たぶんシーズン通じて試合に出場することになると思います」
・大城監督(近大)
「期待の選手はRBの吉田康秀。今年は新入部員が有力なのがたくさんいまして、K金谷、千々岩。Kの金谷は近畿大学付属和歌山高校でサッカーの全国大会に出場している子で、千々岩は付属高校で昨年野球で甲子園に出場している子で、この2人はかなりの能力を持っていると思います。特にKの金谷なんかは、うちの大学ではめずらしく長いFGを決めてくれるのではないかとかなり期待しています」
―今年新しくまたシーズンが始まろうとしていますが、改めて意気込み、決意を一言ずつお願いします
・米倉ヘッドコーチ(立命大)
「我々としては、非常に今年は厳しい再建の年だと思っております。どの試合も一戦一戦、目の前のことを確実にまじめにこつこつと取り組んでいくことのみが次に進めるステップだと思って、日々頑張っていきたいと思います」
・鳥内監督(関学)
「我々は「どうした関学?」と春言われました。しかし徐々にではあるが、変わってきています。ただ今のレベルでは立命にはしんどいなというのが実態で、一戦一戦自信をつけて臨む、これだけです」
・安井ヘッドコーチ(神大)
「去年久々に勝ち越しをしまして、順位としては3位になったのですが、特に春の試合を見てもらったらわかると思うんですけど、まだ力のあるチームではないので、初戦は甲南大戦ですけども、一戦一戦全力でやっていかないと厳しいシーズンになるなというのが今の実態ですので、まず初戦しっかりと頑張って戦っていきたいと思います」
・西村ヘッドコーチ(京大)
「我々としては、ここ数年では1番実力としてはピークにあるんじゃないかと思っていますので、そういう意味では今年はチャンスの年ではないかなと思っております。ただそれをなんとか形にしようと思うと、初戦の関西大学との試合が1つの大きなかぎになるのではないかなと、そして僕らの関西リーグの1つの山場になるんじゃないかなと思っていますので、そこに向けて一戦一勝を目指して頑張っていこうと思います」
・板井ヘッドコーチ(関大)
「最終的な目標は日本一というふうに掲げておりますけども、チームの実力としてはまだまだそこまで達していないので、初戦から一戦一戦、チーム力を上げながら成長していきながら、最終的な目標に到達したいというふうに選手にも話しておりますし、私自身もそう思っております」
・大岡監督(甲南大)
「甲南大学は層が薄いので、とりあえず初戦はベストメンバーでいけるかなと考えてますんでとりあえず初戦、神戸大学といいゲームをしていきたいと考えております。また、けが人を作らず、シーズンを乗り切っていきたいと思っております」
・大城監督(近大)
「近畿大学も選手層がかなり薄いんですけども、昨年は4年生のけがに悩まされまして、今年は4年生の人数が全体的に少ないので、どうまとめていくかが心配なんですけども一戦一戦頑張って、昨年よりも上を目指してやりたいと思っています」
・小林監督(同大)
「同志社大学としましては今年からいろいろといいコーチに来ていただいて、ディフェンスにつきましては本当に雰囲気が変わった形で、毎日の練習ができているかなと思います。そういう意味では一戦一戦が僕らにとっては勉強だと思っています。来年は少しでも順位を上げられるよう頑張りたいと思います」
いよいよ秋季リーグ戦開幕!関学は8月30日に初戦で近大を迎え撃つ。1部リーグでこの8校がどんなし烈な戦いを繰り広げるかが楽しみである。
(企画:アメリカンフットボール部&編集部 取材・制作:松元千明/岡崎心/下山花織)