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 今年の目標であった関西インカレ男子総合優勝を果たし、現在も自己新ラッシュや数多くの選手の入賞が続いている関学陸上競技部。ここでは中でも棒高跳の注目ルーキー、有明侑哉(人1)選手を紹介したいと思います!2.jpg

 関西はもちろん、全国でも活躍している陸上競技部の中でも、その実力は群を抜いている棒高跳勢。今年の関西インカレでの男子表彰台独占や荻田大樹(商3)の日本学生新記録樹立などどれもが記憶に新しく、輝かしいものばかりだ。そしてその棒高跳勢期待のホープが、有明だ。実力は2年連続インターハイ2位入賞と折り紙付きで、入学後はチーム関学の一員として活躍している。「練習はしやすいです。1人ひとりの意識が高く、先輩はみんな自分の憧れです」というように、大学の環境にも慣れ、確実にいいスタートを切っているようだ。5.jpg

 有明は、今年の関西インカレで1年生ながら記録5㍍20で3位に入賞。荻田、浅野喜洋(商4)と表彰台で肩を並べ、男子総合優勝に一役買った。今夏に行われた全日本選手権にも出場し、ハイレベルな勝負も経験した。加えてこの半年間6.jpgで2度の国際試合にも出場し、アジアジュニアでは記録5㍍20で優勝している。アジアの同年代の強豪を抑えての優勝に、「とにかく気持ちよかったです。競技場に君が代が流れたときは感動しました。今後の自信になります」と檜舞台での喜びを振り返った。自己記録は5㍍20。高校生次には1度しか越えることができなかったこの高さも、入学後はコンスタントにクリアできるようになっている。「緊張しやすいタイプで、本番になると体がうまく動かなくなるんです」と本人は語るが、大舞台での活躍からもうかがえるように、実力とともに勝負強さも確実についてきているようだ。経験から学んだことをすぐに跳躍に活かす向上心の高さも、有明侑哉というボウルターの実力である。

 有明が初めて棒高跳に出会ったのは中学1年生の時。スタートラインがみんな同じ競技だからという 理由で、ポールを握り始めた。2年生の時のベストは3㍍50。しかし、練習量と優れた師にも恵まれて頭角を現し、3年生次には4㍍50を記録し全日本中学陸上競技選手権大会で3位に入る急成長を遂げる。高校に進学してからは「インターハイで優勝」を目標に掲げ、練習に打ち込む日々を送った。1年生次のインターハイは実力を発揮できずに予選で姿を消したが、翌年のインターハイでは5㍍を記録し2位入賞と大躍進する。優勝は逃したが、手の届くところまできていた。高校3年生次には課題であった助走も上達し、超えられるバーの高さもそれに合わせて上がっていった。だが、満を持して迎えた最後のインターハイでは記録5㍍10でまたしても2位。惜しくも悲願を達成することができなかった。この時の優勝者は前年度に続き笹瀬弘樹(現・早稲田大)だった。「負けた時は悔しかったです。大学では絶対勝ってやると思いました」と語る彼。試合で顔を合わせるときは近況を互いに報告し、競技では練習の成果を見せ合い競い合う。この良きライバルの存在も、有明が棒高跳を続ける理由の1つとなっているのだ。

3.jpg  大学に舞台を移してからも、練習に打ち込む充実した日々を送っている有明。一人暮らしをしている寮には他にも多くの陸上部員が暮らしており、毎日がにぎやかだそうだ。仲間と、ライバルと、互いに高め合う日々。もっと高く。大学での有明のさらなる高さへの挑戦は、まだ始まったばかり。4.jpg








(企画・取材・制作:松永祐美/吉冨大輔)