編集部史上、最初で最後の特別キカク!!「関学スポーツ」200号に掲載されたキカク「歴代編集長座談会」を、紙面では載せきれなかった部分も加えたノーカット版で公開します!!
—皆さんが編集部に入部したきっかけは?
有島(以下・有) この道で将来を考えてたから。貼ってあった新聞を見て「これだ!」って思って迷わず入りました。入学してすぐやったね。
林(以下・林) 関学高等部のバスケ部の先輩がすごい人たちだったので、その人たちとこれからも接していきたいと思って入りました。やる側から見る側に変わりました。プレーするのも好きなんですけど、こういう接し方もあるって思って。別にメディアに興味あったわけではなかったですね。
渡邊(以下・渡) 小学生のころの夢がジャーナリストだった。それで大学でやってみようと思って。今でも広報やりたいって思います。
石堂(以下・石) もともとスポーツが好きで。野球サークルに入るつもりだったんですけど、何か合わなくて。で、取材体験で軟式野球部の胴上げに感動して入部しました。部の雰囲気も良かったですし。本当に入ってよかったと思います。
—編集部での生活を振り返っていただけますか?
渡 俺が一年生のときは取材に行った記憶も全然ない。今は取材に行くのが当たり前になってるけど、当時はリーグ戦があったら、最終戦だけ見ればいいっていうスタンスやったね。担当部も3つやったから、あまり取材する機会もなかった。でも、だんだん体育会行事とかに参加していくうちに、体育会っていう名を背負ってるんやなって分かってきたね。それで、2年生のときに広告とかやり始めて、お金に関することも分かってきた。で、3年生で編集長なって、ちょっと変えたいなっていうのがあって、いろいろ変えてみました。
一同 なるほど。
渡 取材が練習で記事にするのが試合みたいな。とりあえず担当部の人と仲良くならないと。競技を知らないといい記事書けんし。学生やからこそ、仲良くなれるっていうのもあるし、深くまで知れるっていうのもあるし。研修のときに言ったと思うけど、そういう方針でやっていって、いい方向に持っていけたかなって思うし、それをみんなうまく引き継げたかなって思ってる。
—ここからは新聞を見ながらお話をお願いします。
一同 新聞を取り出す。
渡 あはは。懐かしい。最初これやな、月の雫(185号)。反省会はだめだしばっかりやったね。ここがずれてるとか。でも、いつも気をつけましょうで終わるだけだった。編集期間で全部見てほしいっていうのがあったよね。1面だけじゃなくて全て見てほしいって。面のところを見るのはもちろん、意見出しあって、最後に反省会で、こうしたがよかったんちゃうって言うんなら、編集期間中に言って、話し合って、納得し合った状態で出そうっていうのを意識してやってました。

石 原稿のチェック体制は亮介さん(渡邊)の台が作り上げた制度なんですか?
渡 え、今どうなってんの?変わってなかったらそうなるんかなぁ。変わってんの?
林 変更点…。え、ありしさん(有島)のとき何か変えました?
有 記者ハン(記者ハンドブック)を使いだしたことかな。取材行くのも当たり前なってますし。
渡 それ素晴らしいよな。ホント素晴らしい。
有 変えたとこは、そこまでないんじゃないですか?
渡 大きく変えたところはカラーやろ?
一同 あぁ、カラーですね。
有 (新聞を出して)このように変えました。
渡 財政改革やな。
有 明大スポーツに教えてもらいました。
渡 ああ、そうなんや。
有 東西合宿、これが唯一の収穫です(笑)
渡 部数増やしたりしたん?

林 まちまちですけど、甲子園ボウル号が1万5千部ですね。
石 カラーになったとき何か感じたことありました?違うなーとか。僕が入ってきたときはもうカラーが当たり前なんで、白黒時代がどうやってたかとかよく分からないんですけど。
渡 あんねー。編集長になったら、金にシビアになるねん。だから、絶対に使途不明金はなくそうってなったね。本当に会計がよくやってくれた。カラーにすると…1回プラス8万やっけ?
有 7万ですね。
渡 7万か。だから、財政改革せなあかんなって思って。とにかく不明な点が多かったね。編集部は大人がおらんから、自分たちでやらないかんからね。
林 古い習慣をそのまま疑問を持たずにやってきてたのをちょっとおかしいんじゃないのって言い出しましたよね。いろいろと。
有 いろんな分野でそうやと思うわ。
石 去年は結構はっきりさせましたよね。
林 この枠(新聞で関学スポーツのロゴの周りについていた枠)意味あんのかとか(笑)いらないんじゃないのかって。
有 うちの代もいろいろ協議したんですよ。
渡 結構日刊(日刊オフセット)行ったら何でもできるからなぁ。

有 プロですからね。
林 QRコードも載せましたよね。わたるさん(06年度ホームページ担当)が日刊とかにもついてるやんって言ったんですよね。
有 ホームページ班としてこれがないとおかしいっていうのやったな。
渡 そうそう、この前会社の採用の関係で、10人くらいの関学の学生と話したんやけど、学生のころ何やってらしたんですかって聞かれて、関学スポーツって知ってる?って聞いたら、結構知ってるって。体育会じゃなくて、一般学生が。話し合わせてる感じじゃなくて普通に知ってる感じやったよ。
有 おぉー。やりましたねー。
渡 それを聞いたときに、進化してるんちゃうって思ったね。
有 昔は体育会でさえ主将、主務ぐらいしか知らなかったですからね。やっぱり取材行ってないっていうのが響いてましたね。
渡 やっぱり取材に行かなあかん。顔を売らなきゃ。
有 記者は顔ですね。現場に行かなあきませんからね。
石 でも、よくそれで記事書けてましたよね。
渡 俺とかは2年間想像の世界で書いてたね。

林 知名度が上がったっていうのがあってかどうか分からないんですけど、アメフトで「甲子園への道」っていう企画をを有島時代からやり始めましたよね。僕もやったんですけど、あれは向こうの幹部とも連携してやってたんですよ。誰を載せるか相談してやってたんですけど、俺も載せてくれって来たのは、すごい進化じゃないかと。あまり紙面には載らない部もあるんですけど、リーキャン(リーダーズキャンプ)のときに、自分たちも活躍するんで載せてくださいって言われたときは、上がってきたな、俺ら。って思いました。
渡 上がってきた感は…感じたね。
有 ついに、使われるようになった。って。
渡 使われてナンボっていうか、広めるのが仕事やからな。関学体育会を盛り上げるために。
林 今は新聞発行したら、なくなりますからね。ストックとかも持っていかれるぐらいです。軟野の日本一(187号)ないですもん。
渡 最近は新聞のクオリティーも全然違うもんね。
有 研究しましたねー。雑談的な感じでしたけども。
渡 したねー。かなり。カメラの質も上がったからかもしれんけど、写真の載せ方とかも。
有 理由の分からない古い伝統みたいなのがありましたよね。

渡 でも、本当にレベルは上がってるね。
有 上がってますよ。紙面もそうですし、ホームページもそうですよ。
渡 ホームページヤバいやろ。フラッシュかっこええやんか!
有 最初にうちのわたるが暴れたんです。暴れまくりました。
林 なんだかんだでホームページ、累積で30万近いアクセスあるよな。今年中にいってほしいね。
有 100万やな(笑)
石 もうホームページは完璧に担当に任せてるんで。
有 僕も完全に任せてました。好きなようにやってくれと。
林 今は200号企画やってるよね?
石 1号からのバックナンバーとか、いろいろやってます。
『こちら』
渡 学生に求めたらあかんのかもしれんけど、もっと部を組織化したらいいんじゃないのかと思う。仕事分業制にして、広告、カメラ、とか。そういうふうにやったらもっとすごいんやないかなと。でも会社じゃないから苦しいんよね。その中で、ホームページにしてもうまく回ってると思う。みんなしっかりやってると思うよ。
—編集部に入って学んだことはありますか?
林 ミーティングとかで、「沈黙は罪である」ということを学びました。
有 格言出ましたね。
林 喋るために集まっているミーティングの場で喋らないっていうのは、ミーティングそのものの意味を否定してると思います。自己主張していくためには、普段から何かしら考えていないといけない。去年、体育会のスローガンが「自分発」だったんですけど、それみたいに主体性を持って考えていかなければいけないなって。言いたいこと言えよとさんざん言ってきたんで、自分ではできてるつもりなんですけど。
渡 やっぱりスポーツがもっと好きになった。今まで野球しかやってこなかったけど、今でも自分の担当部だった水上競技とか見るしね。あとは、愛校心がめっちゃついたね。関学っていう名前背負ってやってるから。
林 つきますね。
有 やっぱり僕は、何事をやるにしても準備が大切だということを学びました。僕らの目的は、学生や関学関係者の方々に体育会の活躍を知ってもらうってことです。取材からすべてが準備です。それは本当に大切なことですね。また、僕らの仕事は体育会の活躍あってのことで、広告主さんなどの多くの人に協力してもらっています。その辺りは自分らは支えられているんだっていう、感謝の気持ちを学べると思います。自分一人では何もできないって。こういうことが学べます。新入生、どうでしょうか?(笑)
石 僕は、まだ1年間編集長やってないんで、3人さんとは違うかもしれないんですが、準備の大切さですね。今、マニュアルとか作ってて、今まで当たり前に思ってたことが、すごい大変やなって実感してます。改めて編集部って準備が大切な部活だなって思いますね。あとは広告活動とかで目上の人との関わり方っていうのを学びました。最初はなかなか言葉遣いとか、どう返していいのか分からなかったんですけど、場の雰囲気に合わせる方法とかも学んで、普段でも大人の人とかと話してて、スッと言葉が出てくるようになりました。他にも、体育会とかリーキャンとかで幅広く人間関係が広がったっていうのがありますね。

有 出会いですなぁ。
渡 出会いですねぇ。
有 いろんな経験ができる部だと思いますね。
林 思ってたより、自分って何でもできるということを学べる部だと思います。あと、取材した人の考え方とかが頭の中に入ってて、自分だけで考えるっていうのが減りました。あの人ならどうするんだろうって。
有 やろうって思ったら何でもできますからね。個人でも成長できるし、組織としても成長もできますし。行事を通しても成長できますし。広告活動とかでも一人の営業マンとして見てくれるところもありますし。
渡 うわ、今気づいた。最高やん!この部活!
有 そうですよ!損はないですよ。自分次第ですよ。
林 やらされもないですよね。
有 広告だって埋めないと発行できないですからね。それはやらされに入らないと思いますけど。
渡 その意識がなければやらされてる感はあると思うけどな。1年生のときは分からへんかったらな。
石 システムがはっきりしてないといけないですね。何でやってるのかはっきりさせないと。
有 理由づけは大切ですね。
渡 取材にしても広告にしてもやな。何で広告してるかってのを考えることから始めないかん。
林 上級生が導いてあげないといけないですね。
有 そうやな!いいこと言うな。最初からやれる天才はいないですからね。
渡 編集部は、そういうチャレンジ精神がある子を求めてます!でも、学生は基本的に楽しいもの求めてるからな。でも、サークルにはないやりがいっていうのは、やればやるだけ絶対出てくると思うわ。
有 苦しさがない楽しさっていうのはないんですよ。
林 自分だけでは終わらないっていうのが面白いっていうのはないですか?さっきの感謝の気持ちじゃないですけど、周りと関わらないと何の結果も出ないし、自分たちが満足したからいいや、で終わる部じゃないっていうのが。
有 届いたかどうかの結果ですから。届いたら僕らは成功ですからね。でも届いたかどうか分からないっていうのも難しいところですよね。数字では出ないですから。データみたいな。でもさっきみたいに載せてくれとか言ってくれるのは評価ですよ。
—編集部ならではの体験などはありましたか?

有 田口壮さん(現・フィラデルフィア・フィリーズ)とか鳥内監督(アメリカンフットボール部監督)みたいなスターに会えることかな。
石 僕も同じですね。いろんな人に出会うことができました。体育会の行事を通して人間関係も広がったと思います。
有 Jリーグに行った小松塁さん(現・セレッソ大阪)とか今年、日本ハムに行った宮西君とかの話を聞けたりすることも。普通は話を聞く機会はありませんからね。
渡 俺、北島康介に会ったわ。
有 浅田真央とかも見れますからね。
渡 取材申請さえすれば、普段行けないようなところに行く機会もあるな。
石 両国国技館にも入りました。普通なら1万ぐらいする席が、取材やからもうぜんぜん入れます。
林 武道館も行きました。
有 そういうテレビでしか見れんかったところにも行けるっていうのはいいね。
石 自慢できますもんね。
林 プロの記者と接する機会もありました。編集部に入らなかったら、なかったと思います。
渡 プロの記者さんと記者室に入ったこともあったなぁ。プロの働き方が間近で見れた。
林 新聞にするまで何をやってるかを見ることのできる機会でした。特にプロの記者が来るような大会であれば。
渡 そういうミーハー心は何事にも大事だと思うね。
林 それが、だいたいの部員が入部するきっかけだと思います。プロの記者を目指してる人は他の理由だと思いますけど。
渡 有島みたいにプロ目指してる人には最高だと思う。

有 僕はもう、ここしかないと思いました。
—編集部から見た関学体育会の強さの秘訣(ひけつ)とは?
有 自主的なところやね。他の大学と違って専任コーチとかそこまでいないし。選手が勝つために考える。そこが強さじゃないかと思います。
渡 部同士のつながりが強いと思う。団結力がすごい。そういう横のつながりを設けてる体育会本部は本当に素晴らしい。編集部もその橋渡しができればと思ってました。
林 食堂とかで違う部同士が「この前の試合、やったやん」とか言える環境がいいなって思います。強い選手をいっぱい取ってる大学に勝ってやるっ!という気持ちで。それで勝てるのは人間的な強さが身についてるからだと思います。
渡 初心者からでも全国制覇できる部活が多いのもすごい。
有 それも特色かもしれませんね。初心者が伸びて結果を残すっていうのは。あと、1つのことに熱中してる。今の時代、1つのことに熱中できるっていうのもあまりないじゃないんかなって。それが、スポ推に勝てる、初心者からでも全国制覇できるっていう原動力でしょうね。うちはそういうところが多いですからね。初心者でも日本一なれるっていう。合気道なんかでもそうで。
林 射撃もそうですよね。入って半年で関西制覇した人とかいますからね。
—この人はすごい、と思ったアスリートはいましたか?
林 バスケ部の松本さん(08年経卒)やね。高校からだから6年間の付き合いなんやけど、この人は本当にすごい。編集部に入るきっかけにもなった人ですね。もっと見たいと思って。
有 1年からずっと試合出てたしなぁ。
林 多分、今年度の関西のベストプレイヤーです。数字で見ても。この人がいればなんとかなるって思わせてくれる人でした。
石 僕は軟式野球部の福本さん(08年経卒)です。プレーで引っ張るし、態度で引っ張るし、オーラがキャプテン!って感じで。取材してるときも凄味が伝わってきましたからね。関西制覇もされましたし。1年間見続けてきた中で1番すごいと思えた人ですね。
有 難しいですね。カヌー部の主将、主務コンビもすごいですけど、やっぱり1番すごいのは、レスリング部の田中さん(06年商卒)ですね。相撲部が当時、主将の玉田さん一人っていう状況で、相撲部が団体戦に出れるようにこの田中さんがレスリング部の後輩連れてきたり。で、試しに相撲の試合に出てみたらタックルで西日本優勝して、そのまま全日本出て、全国体重別も勝ってしまうという。
渡 それはすごいよなぁ。
有 人のためにそこまでできるっていう、この器のでかさは素晴らしいです。レスリングもレスリングでちゃんと結果も出してますしね。もうマンガみたいですから。ほんまに(笑)。10年後に話しても、そんなん嘘って言われますもん。それを実現して、しかも相撲部屋からオファーがかかるという。
渡 自分も田中さんだと思う。
有 一人挙げるとしたらこの人ですね。こんな人になりたいと思いました。打ち込むことができる人。努力ができる人。そんな人の話が聞けるっていうのもこの部のいいところですね。出会いが生まれるっていうのは。絶対担当部にはそういう人いますから。
林 天才はおらんっていうのが実感できるじゃないですか。すごいって言われてる人はやっぱり努力してますから。
有 人生どうなるか分からないですね。どこでいい出会いが待ってるか分からないんで。
—編集長として何を意識してきましたか?
渡 僕は組織っていうのを強く意識してやりました。雰囲気作りとか、活動を楽しくやるために、いつも考えてました。あとは当たり前だけど、時間守ったりですね。
林 僕は仕事しない方がいいっていうのを念頭に置いてました。結構、先代の編集長がオールラウンダーかつスタープレーヤーだったのですごくお手本にはなりました。でも結果的には自分だけ動いてるっていうのはあんまりよろしくないなって思って。だから、結構仕事を割り振りました。ここはこの子にやらせて、みたいな感じで。任せることによってその子も成長するし、ある種の信頼関係も生まれるんじゃないかなと思って。俺はほとんど尻拭いしかしてないです。具体的にこれやろうっていうのは皆が先導してやってくれたので、確認程度で済んだのはちょっと自慢というか、これはいい形だなと思いました。
有 絶対そっちの方がいい。ほんまにね。やりすぎました(笑)多少、強引だったからね。結局そのままの流れでいっちゃいました。リーダーは何もせんのがリーダーやと思うで。最後の責任をとるのと、アドバイス送る程度で。
渡 部員のモチベーションとかで悩んだことはあったなぁ。学生時代を編集中心に過ごしたくないって言う子もいたし…。同期からも最初は頑張ろうっていうのが伝わってこんかってん。でも、副編集長の財前(05年度副編集長)がすごいやる気あって…。財前サイコー(笑)あいつにはすごい助けられたな。
林 副編集長大事ですよね。
渡 ホンマやで。
—4月には新入生も入ってきますが?
有 部員も女性が多いですから、男性も…来てほしい。
石 なんでなんですかね?
有 女の子が多いから、男の子はその雰囲気が入りにくいんかな。
渡 女の子が入りやすいのはあるかもしれん。男は確かに、イメージ的に来ないかも。でも、マスコミに興味あるっていう子はいっぱいおると思う。「新聞」みたいな固いイメージがあるんちゃう?全然固くはないんやけどね。
石 今、新歓についていろいろ話してるんですけど…どうゆう風にしていったらいいですかね?
渡 最初は「取材行けるよ!」みたいな感じで勧誘したらいいんじゃないかな?一緒に行って楽しさを味わってもらう感じで。結構今、選手との距離って近い?
石 近いんじゃないんですかね?
渡 結構4年生の力って強いんじゃないかって思う。だいたい試合で活躍するのって、4年生やん。で、俺らは1年生のときからずっと知ってるわけやん。友達も結構多いし、気さくに話せるわけやん。そこで、1年生もこんなに選手と近くなれるんやって思うやん。取材面白そうやなって。例えばさ、3年生が行って、主将と話しにくいなぁとか思ってやってたらさ、そんな感じなんやなって思っちゃうかもしれんやん。
林 それ分かります。僕が最初に行った取材がそうでした。拳法の関西選手権に行ったんですけど、先輩が仲良くて紹介されて、まあボコボコにされかけたんですけど、こういう接し方なんだっていうのがあって。
渡 新入生の方、楽しいですよ!編集部はどうでしょうか?(笑)…そろそろ1回休憩しよか(笑)
休憩
—これからの編集部はどう在るべきだと思いますか?
林 体育会のスポークスマンとしてあるべきだと思います。選手にはプレーに徹してもらって、編集部はその活躍を伝えるのを担う存在であるべきだと思います。
渡 誰でも知ってる広報誌になって欲しいね。そのためにはとりあえず、認知度。何より、学生に体育会を知ってほしい。そのためには自分たちが体育会を知らないといけないし、そうでないと広報はできない。ただ単に新聞を作るだけじゃなくて。とりあえず知ってもらうことです。
有 関学スポーツには、これを見れば体育会を知ることができるっていう存在になってほしいです。そのためには認知度ですね。とりあえず知られてないっていうのはあってはいけないと。自分たちの存在意義は何だろうってところから始めるべきだと思います。
石 引き続き、知名度向上は継続していきたいと思います。視覚的な効果も狙いながら。
渡 おお、本格的や。
有 もう読者心理学ですから。配り心理も。
石 号外とかも配って。新聞を発行したら、大きくポスターとか貼って宣伝したいですね。
林 部からお客さん扱いされなくなったのは誇るべきなんじゃないかなと思いますね。お客さんやから丁寧に扱わないとって思われる時点で、本心みたいなものは聞き出せないんじゃないかと。お客さん扱いやから、負け試合の後話聞きづらいっていうのもあって、そういうのは最近なくなってきたんじゃないのかなと思いますね。一緒に戦ってるって感じにはなってきましたね。そうなってくると、こっちの書くテンションとかも違ってきますよね。
渡 競技に対する知識とか増えたんちゃう?
石 マイナー競技とか好きな子増えてますよ。
有 (189号を見て)これ小松さん(現・セレッソ大阪)、プロ行きましたからね。去年12得点ですよ。
渡 うそっ?
林 レギュラーですよ。
渡 最初みんな記事ひどかったよな。サッカーで、ヘディングをシュートとかあったやん(笑)
有 ありましたね(笑)でもだんだんうまくなってくっていう。
渡 知識やね。
有 チェックしてると書き方が変わってくるという。
渡 (188号3面企画「出身校ランキング」を見て)これ、アリシの企画やんな?
有 これ僕です。大学入って、やっぱ自分の高校に対する所属意識、自分の高校の奴がこれだけ頑張ってるんだっていうのを知ってもらいたくて。
渡 間違いない。絶対探すもんな、自分の高校あるかなって。
有 こんなに自分と同じ高校から入ってるんだっていうのを知ってもらって、それでまた関関戦とか見に行こうって思ってくれればと思って。
渡 友達に見せてこれ食いつきよかったもん。
有 プロ野球選手とか見てて、自分と同じ高校出身だとうれしいですよね。
渡 そうやなぁ。
有 それ意識して記事も書いてましたからね。いろんなネタある中で、どれが一番食いついてくれるかなって。
林 企画ミートって、人間的に成長するポイントやって思いますよ。普段ではプレゼン能力ってなかなかつかないと思いますから。
—編集長は、編集部にとってどういう存在であるべきだと思いますか?
林 台無しやけど、ケースバイケースですね(笑)
有 対応能力かな。
渡 大きな心を持つことやね。
林 部員の気持ちとかもあるし。
有 顧問がいない分、やっぱり編集長が1番周り見とかんと。
石 目配り、気配りですか?
林 唯一、全部を見ないといけない人やね。浅く広くじゃないけど。あとはやっぱり、理由づけができる人じゃないと。何でやってるか分からないことをやらす編集長だと、部は回らないし、部員もついてこない。
有 行動で示すですね。
渡 そうだぞ、編集長は。頑張れよ。
石 はい(笑)。もう1回、1年間やれって言われたらやりますか?
渡 やらないね。—いや、どうやろな。やっぱしんどかったって言ったらしんどかったからなぁ。
林 僕やりますけどね。そのままお給料出すなら。定年までやります。
有 そうやったら1年ぽっきりじゃなくて、ほんまにもう納得するまでやりたいね。
渡 それはやる、それはやる。仕事としてならやる。
—最後に、これからの関学スポーツについて一言お願いします。
渡 この勢いで成長してほしい。今、かなり上り調子だと思うので。
有 成熟し始めましたよね。
渡 そうそう。今もしかしたら、特需的なところかもしれんから、そう、バブルみたいな。
有 はじけさせたくないですよね。この代で。2年後3年後入ってくる子たちをこの状況のままで迎えたいですよね。
渡 大手企業からも目のつくような広告をもらえるようになれば、最高やね。
有 せっかく関学来たんだからね。何かをしようと思えばできるんです。
渡 面白いものは絶対みんな持ってるからな。みんなで考えれば、何でもできる。
有 時代が今、地域密着型ですから。大学が地域のコミュニティーとされるのは間違いないと思うので。そのときにこの広報誌が役に立つのを願ってます。
石 僕は関学スポーツが体育会のステイタスとなれるように頑張りたいと思っています。僕たちの活動が体育会員のモチベーションになってくれればうれしいです。
林 変化を恐れてほしくないです。ある部の主将さんの言葉なんですが、現状維持ということは、周りが進化してる分、自分たちは少しずつ後退してるんです。現状維持というのは新しいことをやり続けて進化し続けること。やってみようと思ったことをやればいい思います。
一同 お疲れさまでした!
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