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192号3面より(2006/9/25発行) 連載
1部昇格の立役者、目指すは関西制覇

北山宏樹.jpg  昨年の秋季リーグ戦で、バレー部はまさかの2部降格。そこから今年の春季リーグ戦で1部再昇格へと導いたのは、主将・北山宏樹の強い思いだった。彼がバレーを始めたきっかけは母親がママさんバレーをしていたから。中学からバレー部に入部し、近畿大会への出場や大阪府選抜のメンバーにも選ばれた。推薦で入学した高校時代は近畿大会3位の成績を残し、国体にも出場。

 そして、大学は勉強も部活も両立させたいという理由から関学を選び、スポーツ推薦で入学。しかし、レベルの高い大学バレーでは簡単にレギュラー入りすることができず、1・2年生次は常に部活を続けるかの葛藤が続いていた。それでも努力を続けた結果、実力が認められ3年生次からレギュラーとして活躍。自分より身長の高い選手に負けないように、速い攻撃と素早いスパイクを身につけ、関学の勝利に貢献してきた。

 4年生になると主将として、今までよりチームのことを一番に考えるようになった。そして「何よりも1部に昇格させたい!」という思い。しかしその思いとは反対に自分たちのプレーができず、苦悩することもあった。それでも勝つために一回一回の試合で戦術を変え、試行錯誤を繰り返した。彼はチームをまとめるために時には厳しい言葉を発した。だが、それは勝利のためやメンバーのため。その姿勢が実り、4年生を中心にゲームを引っ張った今年の入替戦で、見事1部昇格を果したのだ。「どんなに苦しい状況になったとしても同じ学年の仲間が支えてくれるから心強い」。こう語るように、部員の思いが一つになりつかんだ勝利。そして現在行われている秋季リーグ戦でのさらなる目標は関西制覇。北山を中心に、よりパワーアップした関学バレーが展開されることを期待したい

◆プロフィル◆
北山宏樹(きたやま・ひろき)文学部4回生。1985年3月19日生。A型。星翔高校出身。身長186㌢。体重73㌔。趣味はお酒・読書。好きな言葉は「もうちょっと」。