今回から3回連続ファイターズの立役者、トレーナー、スタッフ、マネージャーをピックアップします!!
まず初回はトレーナーの五十嵐靖幸です。
五十嵐靖幸
「トレーナーはファイターズにとって厳しい母親的存在みたいなもの」と語る五十嵐。彼はトレーナーのチーフリーダーとして、仲間とともに200人近い選手たちの体調管理をしている。トレーナーはメディカルスタッフとストレングススタッフ、栄養スタッフに分かれ現在13人で構成されている。彼らの仕事は選手の体調管理。選手一人ひとりの体の詳細なデータを取り緊急事態に備えている。試合中はもちろん、練習でも選手と同じフィールドの上で活動している彼ら。練習前には選手たちのテーピングを行い、練習後には水分やエネルギーを失った選手たちに栄養補給の助言をしている。その中で考えられたメニューがロビンフット(弁当屋)の「胸肉弁当」である。選手たちが力を十分に発揮できるように彼らは日々、試行錯誤しているのだ。
この他に、彼らはけがをした選手のリハビリにも携わっている。病院へ一緒に付き添い、選手たちが復帰できるまで、体調面のみならずメンタル面のケアーも行っている。「ずっとけがで試合に出ていなかった選手が復帰して、活躍している姿を見られる時が一番うれしい」と語る。五十嵐はプレーヤーの経験もあるため、選手との距離が近い。そのため他のトレーナー以上に、選手の気持ちを理解することができる。五十嵐の励ましにより、復帰できた選手も多いだろう。選手たちからの感謝の言葉が五十嵐の原動力になっている。

「ファイターズは日本一を目標にしている、だから、日本一になるべき選手を育てたい」と秋シーズンに向けての決意を話す五十嵐。「そのためにも、叱る時は叱り、選手たちにカツをいれたい」と彼は厳しい一面もみせた。トレーナーは、選手の体と命を預かっている。学生ながら、医学の知識を身に付けなければいけない。選手たちが健康で抜群のコンディションで試合に臨むには、彼らの存在は欠かせない。トレーナーは、チームを動かすための重要なポジションなのだ。
最後に五十嵐は「最終的にはけがなく、みんなが元気でいてくれることが一番だ」と笑顔で語ってくれた。
■五十嵐靖幸(いがらし・やすゆき)。社会学部4回生。関西学院高等部出身。TR(トレーナー)。168㍍、63㌔。
(企画:アメリカンフットボール部&編集部 取材・制作:宮本悠乃/佐藤潤優/松元千明)