11月2日に宝ヶ池球技場に於いて行われた関西大学Aリーグ。関学は描いた通りの試合展開に持っていくことができず、立命大に21—22で敗北を喫する。開幕から続いていた連勝も3で止まった。
ここまで関西3強をことごとく打ち破り、開幕3連勝と波に乗る関学。今日の相手は昨リーグで逆転負けを喫した立命大だ。寒風ふきすさぶ曇天の中、朱紺の闘士たちはリベンジに燃えていた。
試合開始早々、相手に先制点を許してしまう。今季初めて敵に先制された関学だったが、彼らに動揺は見られない。その3分後、関学はパスをつなぎ最終的に小樋山がトライを決め、ゲームをあっさりと振り出しに戻した。だが、19分と34分に相次いで得点され、2トライ差に離される。「3本目のトライで差が開いて焦りが生まれた。」と主将・室屋は振り返る。相手にリードを許したまま、試合は後半を迎えた。
後半開始から関学は敵陣まで激しく攻め込むが、あと一歩のところで得点につながらない。しかし21分、芦田が敵の追走を振り切り独走トライを決め、「後半20分から強い関学」を見せつけ始める。ようやく反撃ののろしをあげたかに思われた関学だったが、すぐさま立命にドロップゴールを許してしまう。再び差を開けられてしまった。関学は果敢に攻めるものの、焦りからか、プレーに精細を欠き、ところどころでミスを見せる。こうして8点差のままロスタイムに突入。43分、関学は執念でトライを決め1点差にまで迫るが、時すでに遅し。無情にもノーサイドの笛が競技場にこだました。
21—22。「大きな1点。でも届かないとは思わない」と室屋。彼らの強さはすでに証明済み。だからこそ焦りは禁物だった。残り3戦、まだまだ油断の許されない戦いが続く。


