3月1日、関西大学アイスアリーナで第47回関西学生ショートトラックスピードスケート競技会が行われた。出場選手全員が健闘し、熱いレースを展開した。中でも北原良祐(商1)は、男子1000mで関西制覇を成し遂げるなど大活躍を見せた。
レース後には監督と抱き合い喜びをかみ締めた北原。この選手権男子1000mでの関西制覇は彼の誰よりも強い意志が導いたものである。
絶不調が続くも、試合3日前にはうまく調整し、いつもの調子を取り戻しつつあった彼は、予選から順当に勝ち進んでいた。
だが準決勝のレースでは、先頭1人を残し、後ろ3人が転倒というまさかのアクシデントが発生。北原も巻き込まれたが、一番に立ち上がりゴールしたため2着に入り、決勝へと駒を進めた。
そして、関西王者の名をかけて戦われる決勝。4コースからのスタートだった。北原は、スタート直後2番手につける。たが、外側から抜かれ4番手に。このまま最後尾では最後に先頭に出ていくことは難しい。とはいえ早くから先頭に出てしまうと風の抵抗を受けやすく不利であるのも事実。彼は、反撃のチャンスをうかがっていた。「予選から足が重く、今日は最後にまくる力がない」と感じていた北原は、6周目で大きな賭けに出る。スピードをあげ、前3人を外側から抜き、一気に1番手に躍り出た。しかし、後ろの選手との距離はあいていない。二番手以降の選手がすぐ後ろで前に出る隙を狙い続ける中、彼は一番手を守り抜き、見事1着でゴール!気力で勝ち取った関西制覇であっただけに、ゴールの瞬間、喜びがガッツポーズと勝利の雄叫びなって表れた。
「とてもいいレース展開だった。中盤の頑張りが素晴らしい」と監督は褒め称えた。予選から足が重いと感じるなど絶好調と呼べる状態ではなかったが、積極的に前に出ていき、一番手を守りきった北原。後半で粘りぬく体力、そして精神力を持ち合わせていた彼であったからこそ勝ち取ることができたタイトルだった。
以下は決勝の結果
・女子1000m決勝
2位 山野恵莉子(文2)2分00秒033
4位 大谷泰世(文4) 2分06秒199
・女子1500m決勝
3位 山野恵莉子 3分06秒298
4位大谷泰世 3分18秒224
・男子500m決勝
2位 北原良祐 45秒810
・女子3000mリレー
2位 関西学院大


