関西学生アメリカンフットボールリーグ
11月11日 EXPO FLASH FIELD

立命館大学PANTHERS

17 0-3 関西大学
KAISERS
7-0
3-0
7-6

◇立命館17-9関大<11月11日、関西学生アメリカンフットボールリーグ、EXPO FLASH FIELD>

 残り二戦となったリーグ戦。自力で上回る立命館は、前節の京大戦に引き続き圧倒するかと思われた。しかし、拙攻拙守が目立ち、まさに薄氷を踏む勝利となった。
 大勢の予想に反して先制したのは、関大だった。第1Q11分、18ydsまでラン、パスを織り交ぜられ、FG。今季初の先制点を許す。その後のドライブはあえなくパント。攻守ともに噛み合わず第2Qに突入する。そこで反撃の狼煙をあげたのはTB家亀。20ydsを付きっ切りTDで逆転し、前半を折り返す。
 後半、建て直しを計る立命館であったが、関大のトリッキーな攻撃もあり、なかなか主導権をつかむことができない。そんな中、K澤和が難しい距離の41ydsのFGを決め突き放すが、7点差という予断を許さぬ状況で第4Qに突入する。ここでドラマが待っていた。自陣20yds付近で放ったQB木下雅のボールがインターセプト被弾。一気に主導権は関大にうつる。そしてまさかのTD――。一点差まで迫られ、なおもTFPのピンチ。しかし相手キッカーが外し、10-9のまま立命館の攻撃となる。
 窮地を救ったのは、またしてもTB家亀だった。中央をつくランであと1ydsまで迫り、最後は渾身のダイブでTD。TFPも決まり、サイドラインには安堵の表情が漏れる。
 その後の関大の猛攻をDE岡本のQBサックもあり、耐えて勝利。試合後、古橋HCは「勝てて良かった」と、ただただ胸をなでおろすのみだった。

▼迫力あるランでチームを救ったTB家亀
  「ここで負けるわけには行かなかった」。ラストイヤーに懸ける四回生の伏兵は、この日2TD。京大戦から好調を猛アピールしている。このパワー派のランナーが、エース・松森、新鋭・高野橋と層の厚いTBの中で異彩を放った。「次の関学戦はめっちゃ楽しみです」。関学戦でも彼の土壇場の底力には注目だ。

 残りは、ライバル関学との一戦を残すのみとなった。この決戦の末、勝利の女神はどちらに微笑むのか――。チームにとって勝負の二週間が幕を開けた。

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