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全てのキックを決めたK#16佐伯選手
Spring Blitz
6月2日(日) @BKCクインススタジアム
立命館大学
PANTHERS
29 10-0 7 富士通
FRONTIERS
6-0
13-0
0-7

◇立命館大学PANTHERS 29-7  富士通FRONTIERS <6月2日(日)Spring Blitz @BKCクインススタジアム>

秋に向けて各々の課題が見えてきたパンサーズ。相手は先週の土曜日にライスボウル3連覇中のオービックシーガルズを破った富士通フロンティアーズ。苦戦が予想される中、試合は立命館が一方的な形で押す展開となった。

第1Qからパンサーズの猛攻は始まる。QB山口が自らランでタッチダウンを奪うと、前半終了までにK佐伯が3連続でFGを決める。今までOFとDFの噛み合いが課題となっていたが、この日は攻守ともに理想の試合展開を進め、前半を16-0とフロンティアーズを圧倒する。
後半も勢いは止まらない。WR頓花がパントキックをブロックし、そのままタッチダウンに持ち込むビックプレーを見せる。K佐伯は後半にも2本のFGを決め、トライフォーポイントの3本も含めて8本のキックをすべて成功させる。第4Qにタッチダウンを奪われ7点を返されるものの、終始優位に試合を進めて試合を終えることができた。最後にタッチダウンを奪ったフロンティアーズの宜本は昨年までパンサーズに所属していた先輩だ。先輩の前で新生パンサーズの実力を見せつけることができた。
ここからチームは秋に向けてさらなる過酷なトレーニングを積むことになる。春の試合、全勝で終えてもパンサーズに油断はない。悲願の優勝に向けて選手の結束は堅い。


◇試合後のコメント
米倉輝監督
「今日のメンバーが現時点でのベストメンバー。ここから競争で誰が上がってくるか。富士通さんは大会の最中でメンバーを落としていたと思うが、今日はこちらの目標通り勝てたという結果がすべて。今日は春のゴールと位置付けた試合。ボールを無くさず、力を出し切ることができた。今は4回生が中心のチーム。2、3回生の時に関学戦を経験してきたので精神的にしっかりしている。特にDFは2回生から出ている選手が多く安定している。しかし、課題はそれぞれある。特にOFはDFと比べて完成点が低い。今のままではまた関学に勝てない。うちは目標を作ってクリアしていくチーム。6、7、8月はつらいトレーニングの時期になるが、練習、試合でも安定したドライブをできるようにしたい。立命のユニフォームを着ている以上負けられない。」

WR#11頓花達也選手
「この試合もDFのおかげだった。ボールが散ることで他の人も自分も生きてくる。この春は3rdダウンで自分がくらいついてパスを取ることができた。集中力が上がるのがわかった。が、今日は動きが鈍かった。OFは夏を越えてパワーアップしなければならない。」

QB#9山口慶人選手
「ボールは失わなかったが、ゴール前で取りきれなかった。練習中でも気を付けていないような細かいペナルティで無駄な後退をしてしまった。頓花一人に頼っていては秋には通じなくなる。どのレシーバーにも渡せるようにしたい。まだまだ満足できない。6月からは基礎から、1からしっかりトレーニングで作り直す。OF全体で意識していきたい。」

C#70松原航大選手
「富士通のディフェンスは社会人独特の力強さがあった。その中で攻めることができたのは、今まで言い続けてきた『テンポ』という課題について多少は改善できたと思っている。ただ、今日はK佐伯に助けられているし、ミスもあった。コミュニケーションは全てにおいて大事なことなのに、特に若いメンバーが入った時に、上手くコミュニケーションをとれていない場面もあった。(―ランが出なかったことについては)パンサーズはランが出ないと勝てないチームだと思う。ここからはJV戦になるが、克服しなければならない。現時点ではディフェンスに助けられている。まだまだ改善点は多い。」

DL#56武智現大選手
「練習してきたことはできたが、それ以上のことはできなかった。1vs1ではもっと圧倒的に相手を制したい。富士通は個人個人が強く、スカウティング通りのプレーで来たが、自分たちが良いプレーをできたとは言えない。2ndが出てもビックプレーが生まれるように。自分達1stがモンスターにならなければならない。(―自分がモンスターになるためには)DFのリーダーとしてスピード、パワー、技術、体力何一つ完成していない。夏は基礎から鍛えなおしたい。」


[文・写真:菅洋介 インタビュー:国島紗希、菅洋介]

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