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喜ぶ京大選手を背にベンチへ戻るディフェンス陣

◇立命館大学PANTHERS 2-20 京都大学GANGSTERS<11月8日(金)2013関西学生アメリカンフットボール大会秋季リーグ第6節@西京極競技場>


前節で関大に競り勝ったパンサーズ。しかし今回はパンサーズらしい“Enjoy football”を全くさせてもらえなかった。

立命館のレシーブで始まった試合は終始、京大のペースで進んでいった。立命館のファーストシリーズをあっさりパントで抑えられた。対照的に京大がランで次々と1stダウンを更新していくと京大K大塚が37yd.のFGが成功し、先制を許した。その後も失点には至らないものの防戦一方な展開が続いた。

2Q立命館が意地を見せる。QB山口からTE宮地のパスなどでOF陣が敵陣25yd.地点まで攻め込む。だが、K佐伯がFGを失敗し流れが京大へ。京大のトリッキーなプレーにゲインを許して止めるのがやっとな立命館DF陣。そして35yd.のFGを決められ、さらにリードを広げられた。終了間際にも佐伯が39yd.のFGを外して、悪い流れの中で前半終了。6-0でリードを許す展開となった。

後半も京大が流れを手放さなかった。ファーストシリーズで1stダウンを更新されると京大QB小原にTDを奪われる。これに負けじと立命館も1stダウンを更新するが後が続かなかった。そして、終了間際にも京大にTDを取られ20対0とされた。

4Qになるとようやく立命館OF陣が機能し始めるが、時すでに遅し。結果、セーフティでの2点を返すがそこで試合終了。20対2と大差で敗れた。

関学戦の前に敗れてしまったパンサーズ。しかし優勝の可能性がなくなったわけではない。関学に勝って望みを繋げるために残された時間を有効に使ってほしい。


◇試合後のコメント

米倉輝監督
「決めるべきプレーを決められなかった。誰がとかではなく、全てで負けたと思う。重くて強いRBがいるということはわかっていた。彼らは出来て、僕らはできなかった。そういう小さいことの積み重ねがこの結果。簡単な道ではないけれど、次で絶対に勝つ。それしかない。2週間で変われるということを京大さんは示してくれた。今まで2年間は負けたら終わりだったが、今回は負けても続く。それをプラスに考えていかなければ。普通の取り組み方ではダメ。下をむいている暇はない。やるべきことはかわらない。」


#26WR松森亮太主将
「全てにおいて完敗。前節が終わって2週間空いたがその期間の取り組みの差がそのまま試合に出た。練習をしっかりやってきたつもりだったが関大に勝って浮かれていた。あとはKGを倒さないと道がないので試合までの2週間を死に物狂いでやってKGに勝つだけです。」


#77LG坂口裕副将
「練習の時から関大に勝って、過去の京大の成績を踏まえてなめていた部分があった。試合までの2週間での取り組みが京大と立命館を比べて明らかに負けていたと感じた。京大はKGに負けて死に物狂いでやって、僕らは先のKGしか見据えていなかった。個人的にも気持ちで負けていた部分もあったし、本気で来る相手に対応できなかった。あとがなく、京大と同様に死に物狂いでやるしかないので、KGを倒すことだけを考えてやっていきたい。」


#16K佐伯眞太郎選手
「感覚は悪くなかった。緊張していたということもない。修正点を直して思い切りやろうという気持ちだった。ただ、キックを外した、試合に負けたという事実が全て。ここから切り替えてすべてを変えるしかない。いつもBIGゲームで結果を出せていない。今年こそははと思っていたがこういう結果になってしまった。しかし、まだ自力優勝の可能性は残っている。関学を倒せるようにやっていくしかない。」


#11WR頓花達也選手
「立て直せなかった。自滅で自分たちのプレーができなかった。自分も2つのドロップ。大事なところで取れなかった。関大戦の後で緊張感が薄まっていた部分はあった。京大は2週間前とは明らかに違い、成長していた。(次戦に向けて)1年間関学を見てきた。負けたからこそやるしかない。絶対に勝つ。」


#18QB奥村竜太郎選手
「この試合に向けて準備してきたことがあったのに、フィールドに入ると全然違った。セカンドQBなのに、どこか(山口)慶人に任せていることろがあったのだろうと思う。自分の中では、悔しいという言葉を使うに値しないくらい。仲間に申し訳ない。前半から、研究してきているな、やりたいことができない状況で、QBとしてはやりにくいだろうとは思っていた。ビハインドの折り返しは正直想定外。焦りもあったと思う。自分が出たときは、TDを取らなければならない時間と点差。まだいけるという気持ちはあったけど、あのファンブルが全てだった。練習自体の雰囲気は元気もあって悪くなかったが、丁寧さやミスに対する声が少なかった。こういう状況で元気だけでは乗り切れない。練習からもっときびしくやっていかないと。この2週間で日本一のQBになるのは無理かもしれないけど、日本で一番努力したって心から思える取り組みをする。松森もハドルで話していたが、本当にすべてをアメフトに捧げてやるだけ。」

[記事:武田健吾/写真:國島紗希/インタビュー:浅田秀穂、菅洋介、國島紗希、武田健吾]

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