◇立命館大学PANTHERS34-0神戸大学LAVENS<8月30日(土)関西学生アメリカンフットボール大会秋季リーグ第1節@EXPO FLASH FIELD>

秋季リーグ開幕を迎えたパンサーズ。初戦の相手は昨秋リーグ7位の神大。点差以上に苦しい試合となった。

1Q#84宇治野のキックで始まった試合は立命館DF陣が神大に牙をむいた。神大のファーストシリーズは2プレー目でDLの大野がQBサック決める。そして3プレー目でDB秋山がインターセプトで絶好のスタートを切った。一方OFは1回生QB西山が中心となりパスを決めるも1stダウンを更新するが後が続かない。試合が動いたのは1Q終了間際。神大をパントに抑えるとTB田中・長谷川が次々にドライブを決めゴール前1ydまで前進するとTB長谷川が突っ込みTDを決め先制する。しかしTFPのキックは不成功で6-0とリードを奪った。さらに2Qでも神大のパントをリターナー猪熊がロングリターンから再びTB長谷川のTDランで追加点を獲得する。だがTFPで2点を狙いにいくが失敗し、12-0で前半を終えた。

3Qは終始、神大ペースであった。オンサイドキックで神大がボールを抑えると、DL石高のタックル・DB大貫のパスカット・LB長谷川のQBサックなどで踏ん張りを見せるが、反則でゴール前2ydまで前進される。しかしDF陣はここで集中を切らさなかった。2度ランを止めるとDB大貫がインターセプトで凌いだ。すると流れはパンサーズへ。4Qだけで3TDで圧倒し34-0で開幕戦を勝利で飾った。

試合に勝利したもののこの試合展開に選手たちは危機感を持っただろう。さらにギアを上げて2週間後の同志社戦では成長した姿を見せてほしい。

<試合後のコメント>

米倉輝監督
 力が無いことは分かっていたが改めて力の無さを感じた。DFは技量的にも精神的にももろさが見えた。OFは相手がランに絞ったディフェンスに対してランが出せないのは物足りない。思い切って西山を使ったが練習通りのパフォーマンスが出来ていなかった。前田は落ち着いて仕事をしてくれたが評価できるほどこなしていない。まだ選手たちは強い立命館パンサーズが抜け切れていないというのが正直なところだと思う。我々にはどういうことが必要で毎日の練習をこなしていくかを考えないと関学さんとやった時にどうしようもなくなる可能性があるので、本当に僕自身も甘かったが一戦必勝だなと素直に思った。試す余裕はないのでその試合でベストな選手で戦っていくそれだけです。

#44山本貴紀主将
 まだまだ気が抜けている選手が多く、精神面を改善しなければならない。神大のベーシックな攻撃を止められず、悪い流れを引っ張ってしまったっことやイエローで自ら窮地に追い込んだことには反省。しかし、ディフェンスは厳しい状況を止めることが出来た。これは春からの成長だと感じた。フィールドが1つになるように集中して1つ1つの試合を戦っていきたいと思う。

#13DB大貫曜副将
 相手の気持ちのこもったブロックで僕たちも気合いが入りました。最初の入りにムラがあって集中力が切れているなっていう部分があったので、直さないといけない課題です。インターセプトは狙っていました。クイック・ヤードが短かったので来るかなってほぼはっていました。次の試合はやることやって本当に全試合全力で立ち向かっていきます。

#4QB前田寛二選手
 3日前からスターターは西山でいくと言われていて、正直夏からずっとやってきてショックであったがまだ絶対にチャンスはあると思っていた。試合では前半リズムに乗れなくて後半から行くと言われていたので1つやってやろうと強い気持ちを持って挑みました。しっかりスカウティングして準備していたのでパスを決めたことに関しては予想通りのプレーかなと思います。今日の試合で分かったように自分たちは弱いので、同志社がどうとかじゃなくて自分たちのプレーをして一戦必勝でぶつかっていきたいと思います。

#43LB長谷川仁志選手
 DFとしては点を取られなければ負けないということで点を取られないように守ってました。QBサックに関しては狙っていたので相手のQBに思いっ切りいきました。3Qはしんどい時こそ落ち着いてプレーすることだけ考えて、実際にプレーすると思いっ切りいって最後は先輩がインターセプトしてくれたのでよかった。同志社戦でも完封できるように頑張りたいです。

#42TB長谷川航平選手
 自分は確実なランが持ち味ですが、思ったようにランオフェンスが通らず苦しかった。今日のプレーを次に繋げたい。もちろんKGに勝つことが目標ですが、目の前の相手に集中してプレーしたいと思う。

#11WR猪熊星也選手
 OF自体全然だめでDFに助けられて点につながりました。OFで点を取るとこが課題です。リターンとタッチダウンについてはしんどい中でゲームの流れを変えたい場面で持って行くしかなかったです。TDに関しては相手の状況を見てブロックを信じて走りました。右が空いているのは分かっていました。自分の持ち味をいかしたプレーでした。次はOFでゲインしたい。メンバーは下回生が多くて経験不足で試合にも慣れていないので試合ごとに成長していくと思います。

#18QB西山雄斗選手
 自分のことが一杯いっぱいだったがその自分のことも出来なかった。どこかで緊張もあったと思う。練習通りのことが出来なかったので悔しいが思い切ったパスを決められなかったり、プレーとしてもQBとしてのリーダーシップであったり、するべきことが出来なかったという課題があるが1個ずつ潰していきたい。多少の緊張はあった。次に来るチャンスをものにして成長していきたい。

#6WR近江克仁選手
 前半はランプレー中心だったがミスなどがあり、サインが思ったように出なかった。今後の練習でミスをなくしていきたい。

[記事 武田健吾 インタビュー武田健吾 成澤郁美 森有美]

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