◇立命館 4-4 関学
<9月21日(日) 第61回関西学生アイスホッケーリーグ戦 @関大アイスアリーナ>

    1P 2P 3P  計
立命館 2  0  2  4
関学  1  2  1  4


 第61回関西学生リーグが幕を開けた。初戦の相手は関学。立命館は試合終了残り1分のところで同点に追いつき、何とか引き分けに持ち込んだ。

 序盤は互いに手の内を探るようにスローペースだったが、9分51秒に均衡が破れた。#14加藤のシュートがこぼれたところを#71高橋が押し込み先制点を奪う。17分19秒にも#41山口のアシストから#27橋がゴールを決めた。第1ピリオド終了間際に1点を返されたが、ルーズパックに向かう姿勢や体を張ったガードが光り、優位にゲームを進めた。
 ところが第2ピリオド以降、相次ぐ反則による数的不利が逆転を招き、流れは完全に相手のものに。第3ピリオド、2-4とリードされ疲れものしかかるなかで#37良田が鮮やかなドリブルシュートを見せて1点差に迫るも、なかなか同点までこぎつけられず試合は残りわずか。池田監督はタイムアウトを取り、一か八かの6人攻撃で勝負をかけた。この作戦はキーパーを下げて攻撃にかける選手を増やすことで数的有利の状態を作れるが、一度パックを奪われれば失点はほぼ避けられないというハイリスクなもの。「リーグ戦では得失点差より勝ち点のほうがウエイトを占める」と考えたうえでの采配だった。これに応えたのが#12早坂だ。ゴール前の混戦の中でパックを押し込み、ここ一番で仕事をやってのけた。

 辛くも敗北を免れた立命館だが、前回は大差で勝利している相手だったことを踏まえると物足りない結果ともいえる。25日には龍谷大、28日には京産大との試合が控えている。王者関大の牙城を崩すには、他の相手での取りこぼしは避けておきたいところだ。

[文:納屋忠之]


◇試合後のコメント
池田監督
(土壇場での引き分けに)「追いついてよかったです。リーグ戦では得失点差より勝ち点のほうがウエイトを占める。(6人攻撃で)早く決まれば逆転もあると考えていた。」
(合宿の収穫は)「パワープレイでシュートを打つようにと意識した。ディフェンスのシュートから混戦でチームとして点を決める。今日の1、2点目はその形でとれていた。」

#37良田(1ゴール2アシスト)
「チームも自分自身も本調子ではなかった。1対1で相手の動きを見てから瞬時に動くのが得意。(今後の試合では)チームの士気を高めて、今日みたいな途中リードされる展開をつくらず、全て勝ちを目指したい。」

#12早坂(同点ゴール)
「(合宿では)関東の強いチームと戦うことでスピードや身体的な強さを実感した。リーグ優勝を目指しているので、もう一つも負けることはできない。残りの試合はリードを許すことなく、勝利をおさめたい。」

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