<11月15日(土) びわ湖大学駅伝 滋賀県、西浅井町役場前~膳所城跡公園(8区間83.4km)>
1位 第一工業大学 4時間12分47秒
2位 立命館大学 4時間13分54秒
昨年、終盤の大逆転で勝利を飾った立命館。そして今年、王者としてびわ湖駅伝の連覇に挑んだ。
今大会は立命館と一昨年の覇者、第一工業大の一騎打ちとなった。1区の川上、2区の河原井が走り終えた時点で首位の第一工業大から16秒差。続く3区で首位を走る第一工業大のランナー、谷口が区間新記録をマーク。ここが踏ん張りどころだったが3区の西野から4区の田中にタスキが渡る時には1分以上の差がついていた。田中はなんとか食らいつき、わずかに差を縮めて5区を任された昨年のびわ湖駅伝の主役、寺本につなぐ。寺本は昨年の活躍をほうふつとさせる追い上げを見せ、区間賞を獲得。消えかけていた勝利の光を再び灯した。ここから一気に攻勢に出たいところだったが、6区の山本、7区の藤原とすこしずつ差を広げられてしまい、最終8区を迎える。アンカーは4日前に急きょ走ることが決まったという古林。彼は区間賞の好走を見せたが、去年のようなドラマを起こすのに約1分半の差という条件はあまりにも厳しかった。逆転はならずそのまま2位でフィニッシュした。
レースについて杉本コーチは「前半に流れに乗れなかったのが最大の(負けた)要因。最初に突っ込みすぎて、後半に離されるという駅伝でやってはいけない流れになってしまい、うまく差をつめられなかった。4区、5区で逆転できればアンカーで有利になると思っていたが、後手になってしまった」と話し、想定通りにレースを進められなかったことを悔やんでいた。また、水瀬監督は「3区の(第一工業大の)谷口君を褒めるしかない。うちは秀でた選手がいない。後手に回っても流れを持ってくる“強い選手”を育てていきたい」とコメントした。
思うようにレースを進められず連覇を逃した今大会だが、弱点も見つかった。負けたからこそ見えることもある。さらに強くなるため、彼らは再び走りだす。


