%E5%90%89%E6%9D%91%E3%80%80%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%AD%A6%E7%94%9F%E9%A7%85%E4%BC%9D.jpg
区間賞を獲得した吉村

<12月7日(日) 第81回京都学生駅伝競走大会 @京都洛北コース>

関西学連京都支部に所属する大学間で争われる京都学生駅伝。連覇を目指す立命館は前日の日体大記録会に出場した片渕(済3)、濱野(理3)、桝本(済1)を外し、4回生主体のオーダーで挑んだ。

1区はスピードランナーの岩﨑(済1)。終盤まで先頭を争ったが、ラストスパートで敗れ、京産大と僅差の2位で第1中継所を通過する。2区の松延(済4)はこれが最初で最後の駅伝。目の前を走る京産大の上門を懸命に追うが次第に離され、31秒差で第2中継所を通過した。3区の荒木(理4)も京産大との差をやや離され、35秒差で4区の南雲に(スポ4)に襷を渡した。本来なら南雲の所で差を詰めて追いつきたいところではあったが、この日は本来の走りができずに差を更に広げられてしまった。4区を終えて京産大との差は1分01秒。5区の大谷(営4)も差を広げられ、1分20秒差で最終区の吉村に(営4)全てを託した。先週の記録会で10000m28分台を記録し、好調の吉村は積極果敢な走りで京産大との差を詰めたが、追いつくことはできずに2位でフィニッシュ。残念ながら連覇を達成することはできなかった。

この大会をもって長距離パートの4回生は引退となる。この駅伝で5人の4回生が走ったことからもわかるようにこの代はチームの柱になってきた学年である。特に荒木、南雲、吉村は1回生から全ての駅伝を走っており、チームを支えてきた。南雲はSGHグループさがわ、吉村は愛知製鋼でそれぞれ陸上を続ける。2016年のニューイヤーでは彼らの走りをぜひとも見たいものだ。強力な4回生が抜けるが、6日の記録会で片渕と桝本が自己ベストを更新するなど来年への希望の光は見えてきている。これからの立命館の活躍に目が離せない。

<総合結果>
1位 京産大 2時間02分43秒
2位 立命館 2時間03分34秒
3位 京都大 2時間05分45秒

<個人成績>
1区(7.8km)岩﨑祐也
2区(5.2km)松延佑馬
3区(5.4km)荒木尚馬 16分09秒 区間2位
4区(7.8km)南雲翔太 24分38秒 区間3位
5区(5.2km)大谷宥喜 15分22秒 区間3位
6区(9.2km)吉村直人 27分40秒 区間賞
※第1中継所において、機器の不具合により1区、2区の区間タイムは計測できず

<コメント>
●田中正典監督
「3回生を外したのは実業団に行かせるために12月の日体大記録会は外せなかったから。濱野と片渕は来年のエースだから行かせた。今年、記録を狙いに行っていなかった桝本も着いて行かせた。別に彼らを外しても一緒に競ってきたメンバーだから十分にやってくれるなとは思っていたから今回は任せた。実際に関西から松延が入れ替わっただけで松延もギリギリで落ちた子だったから全然力が落ちているわけではない。岩﨑に1区で勝って欲しかったけど最後は地の利かな。坂の走り方をよく知っている。力は岩﨑の方が上だと思うけど。吉村は強くなった。南雲は今回、ちょっと悪かった。Aチームは17名いてその内の5名が4回生で主力だったからいなくても12名残るけど、厳しさが足らなくなるからそこでどう作っていくか、またそこに有望な1回生が入ってくるから期待はできると思っている。4回生、特に吉村、南雲、荒木は1回生から4回生まで全ての駅伝を走りきったけどそういう子は過去にあまりいないのでよくチームを支えてくれた。元々、京都や奈良で強かった子だから我も強かったけど、だから強かったと思う。南雲と吉村は駅伝で活躍できる選手になって欲しい。有望な実業団に行くから期待はできると思う」

●1区・岩﨑祐也選手
「区間賞を狙って走っていたので悔しい気持ちもあるけど初めての1区で最低限の走りはできたと思う。スローペースになるのはわかっていて予定通りに行けたけど最後にスパートをかける位置が早すぎた。高校の時の5000mのベストが15分台で入ってきて先輩方と一緒に練習させていただいて14分30秒まで縮めることができて駅伝も走らせていただいて良い経験ができた1年だった。来年は5000mで14分10秒台を目指して駅伝で京産大や関学に勝ちたい」

●2区・松延佑馬選手
「岩﨑が良い位置で持って来てくれたけど相手はエース上門君だったが調子が良くないと聞いていたので着いて行こうと突っ込んだが、追いつけなくて2kmで離されたが、目標にしていたタイムで走れたので悔いはないが、結果的に30秒離されたのが、反省すべき点だと思う。4年目にして初めて走った駅伝なので沿道からの応援も聞こえて楽しく走れた。なかなか思うように結果を出すことができなくて目標にしていた全日本に出られなかったが、自分なりにチーム内での仕事はできたと思う。他の4回生が強かったので、走りで活躍できなかったのは悔いが残るけどやりきって終われた」

●3区・荒木尚馬選手
「失敗はしてないけど追いつけなかったのはちょっとダメだった。最後なので区間賞は取りたかった。爆発することはなかったけど悔いはない。入った時はメンバーどこか下の方だったから成長できたかなというのはあるけど、1回生から駅伝を走らせてもらったのでもうちょっと結果で返したかった。今年の関西学生駅伝が一番印象に残っている。勝てたのは大きかった。実業団から声がかかっていたけど結果が残っていなかったから陸上に悔いはない」

●4区・南雲翔太選手
「正直、動かなくて攻めたつもりではいたけど上手く合わせられなかった。リズムに乗りきれなかった。駅伝ではそれなりにまとめてきたと思うけど最後にミスをして最後に甘さがあったと思う。4年間では今年の関西学生駅伝が一番印象に残っている。不調な中でのレースだったが、良かったなと思う。実業団では駅伝でもトラックでも安定した選手になりたい」

●5区・大谷宥喜選手
「全力を尽くすことができた。思ったような結果とは違ったのがなかったのは悔しい。区間賞を狙っていたので京産大との差を詰めて優勝したかったけど力不足だった。故障で手術して辛いこともあったけど最後に駅伝メンバーに選んでもらって走らせてもらったことがただただ嬉しい」

●6区・吉村直人主将
「入学した時はどの予選会も駅伝も全部負けたので最後の1年というのはこの試合も勝てない試合ではなかったと思うので成長して自分たちの学年は結果を出せた代じゃなかったかなと思う。キャプテンはもっと気楽なものだと思っていたけどやってみたらどうしてもチームのみんなが気になって自分の練習ができなくなるかなと思っていたけどチームのみんなに目が行くと刺激になったし、自分も伸びたのでキャプテンをやってて良かったと思う。大学に入る前の目標を思い出すことができたのが一番良かったと思う。今回で早いチームは出来上がったと思うので次は強いチームというのを目指して関西では負けないでほしい。自分が記録を出すのが好きなので13分台を出した7月のホクレン深川大会が一番印象に残っている。実業団ではトラックや五輪や世界陸上を目指したい。」

[記事、写真:馬場遼]

このページの先頭へ