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先制適時打を放つ兼松

◇立命館 1-0 兵庫県立大
<11月9日(日)第31回西日本大学軟式野球選手権大会2回戦@奈良市営鴻池野球場>

兵 000 000 000=0
立 100 000 00x=1

立)○菊谷-今井
兵)●原田-町口

【立命館大学出場選手】
(4)中田
(8)楳田
(9)村井
(3)南
(7)兼松
(2)今井
(5)吉田
(1)菊谷
(6)柳川


 軟式野球の西日本大学選手権大会が8日、奈良県の佐藤薬品スタジアムを主球場に開幕。西日本大学軟式野球連盟に加盟する全20地区からそれぞれ優勝校が地区代表として出場し、トーナメント戦が繰り広げられる。立命館(関西六大学学生連盟代表)は9日に初戦を迎え、兵庫県立大(近畿学生連盟)を1-0で下し、この大会4年ぶりとなる初戦突破を果たした。


◇     ◇     ◇

 立命館の先発は菊谷。リーグ戦のほとんどの試合を1人で投げ抜き、優勝に大きく貢献した。今日は終始雨が降り続く状況下での投球となったが、「普段通り投げた」と落ち着いた投球で初回を無失点に抑える。
 するとその裏、相手先発の好投手原田を攻め2死1、3塁と先制機を作る。ここで1回生の5番兼松がレフトへ先制の適時打。「(スタメンで)使ってもらっているので、結果を出したかった」と兼松、勝利に向けて幸先の良いスタートを切る。
 援護をもらった菊谷は2回以降毎回のように走者を背負うも、気合のこもった投球で兵庫県立大に得点を与えない。さらに守備陣も、その好投を後押しするように堅い守りで菊谷をバックアップ。「投手を中心とした守りの野球」を掲げる立命館にとっては、これ以上ない理想的な試合展開となった。
 先制した後なかなか追加点が奪えない立命館。4回1死3塁の場面では8番菊谷がスクイズを失敗し得点ならず。さらに終盤8回、ここで得点すればダメ押しとなる場面で0死1、3塁と絶好の得点機を迎えるも無得点。立命館・菊谷と兵庫県立・原田による見応えある投手戦は1-0のまま9回に入った。
 9回表、先発の菊谷は1-0という緊迫した展開をむしろ楽しんでいるかのように飄々と投球。前の回の逸機にもまったく動じず、相手の9番から始まる打線を三人でピシャリと抑え、試合終了。この大会4年ぶりの初戦突破となり、ベンチから控えの選手が一目散にグラウンドに飛び出して全員で勝利の喜びを分かち合った。

 次の試合は11月10日(月)の13時から奈良市営鴻池野球場で準々決勝、沖縄大学(沖縄県大学連盟)と対戦する。沖縄大学についてナインは試合後口をそろえて「好投手を擁していて、強い」と警戒をしたが、菊谷を守備陣が盛り立て勝機を見出す野球で4強入りを目指してほしい。


◇インタビュー

○柳川主将
「今日は菊谷がよく投げたし、守備陣も目立つ失策がなかった。雨でコンディションが悪かったので守りにくかったが、一つのゴロを徹底的にさばこうと意識していた。明日も先制して菊谷が粘り強く投げる展開を目指す。」

○菊谷投手(完封勝利)
「まっすぐが走っていて、ストライクが先行できたし、守備陣に助けてもらった。明日は気持ちで負けないようにしたい。」

○兼松選手(決勝点となる先制の適時打)
「打席に入る前は緊張していた。とにかく声を出して緊張にのまれないように心がけた。明日もやり方を変えずに、先輩の力になれるようにしたい」

[記事:仙田幸久、写真:馬場遼]

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