◇立命館4ー5東日本国際大<6月13日、全日本大学野球選手権大会2回戦、明治神宮野球場>

立命館0020001010=4
東国大0001030001×=5
(延長10回)
(立命館)黒田、田中宏、●大橋 - 乗替、新田
(東国大)根本、宮下、○鈴木 - 加藤


「11残塁」三年ぶりに降り立った神宮の舞台は、この数字が示すように「拙攻」でことごとくチャンスを潰し、まさかの10回サヨナラ負けを喫した。

序盤ペースを握ったのは立命館のほうだった。3回、先頭打者の籾山が出塁すりと続く4番日岡が右中間を破る3塁打で先制。さらに1点点を追加しリードを広げた。だが中盤の六回、先発の黒田が二死一、三塁のピンチを招く。ここで迎えるは前打席タイムリー二塁打を放っている六番長澤。四球目、甘く入ってしまった球はレフトオーバーの三点本塁打となり、東日本国際大が逆転する。その後9回に追いついいた立命館。しかし延長10回裏、三番手の大橋がサヨナラタイムリーを浴びゲームセット。4対5でまさかのサヨナラ負けで、三年ぶりの神宮での戦いは悲劇の幕切れとなった。

9回土壇場の状況。主将籾山の一振りで同点に追いついた。今シーズンの特徴である「終盤の粘り」を象徴するシーンであった。だが9四死球4エラーの相手のミスに付け込めず、残塁の山を築く「拙攻」もまた今季を象徴していた。ビッグイニングを作って試合を決めるケースが多かったが、その一方でチャンスを潰すシーンも多かったリーグ戦。全国ではそのような攻め方では通用しないということなのだろうか。

課題を残し神宮を去った立命館。だが11月、またこのグラウンドにナインが立っていることを願っている。


※硬式野球部の関西リーグ並びに全日本大学野球選手権の結果は、来月発行予定の「立命スポーツ166号」にも掲載いたします。

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