立命館から唯一プロ志望届を提出していた籾山幸徳内野手が19日に行われたプロ野球ドラフト会議において読売ジャイアンツから育成枠で1順目指名を受けた。

夢への階段
 球界の老舗からの指名、主将として立命館を1年間支えた男の表情は晴れやかだった。入部当初からの夢であるプロ野球。その目で、赤松(現阪神タイガース)・金刃(現読売ジャイアンツ)ら先輩の門出を見送ってきた。「いつか自分も・・・」2,3回生のころからプロ球団から注目されるも、リーグ戦では結果を残せない状況。主将となった今年の春も決して満足いく成績ではなく夢を諦めそうにもなった。だが松岡監督とも相談をし自分を見つめなおす時間を得た。そして開き直って迎えた秋季リーグでは自慢のバッティングが冴え3割をマーク。この活躍が右の内野手不足に困る巨人軍の目に留まり今回の指名へと繋がった。
 指名後の会見では「スカウトの方がほぼ100%指名すると言ってくれたが指名してもらいホッとしている。」「早く支配下選手に登録されて金刃さんと同じ舞台に立ちたい。」と目標を語った。感謝をスローガンに戦ってきたこの一年。その野球に対するひたむきな姿勢が報われた瞬間でもあった。夢が叶った未完の大器。自分の力を信じ、いよいよプロの門を叩く。

     籾山幸徳(もみやまゆきのり) 
  昭和60年4月10日生まれ 三塁手 右投右打 177㌢75㌔ 天理高校―立命館大学(産業社会学部)
  秋季リーグ戦成績:40打数12安打 .300 1本塁打 5打点 4盗塁 
  目標とする選手:福留孝介(中日ドラゴンズ)
            小笠原道大(読売ジャイアンツ)
 

指揮官・松岡監督のコメント
実績が残せてなかったのでドラフトで掛かるかどうかは正直微妙だった。今年の春、開幕を迎えるまで(合宿、東京遠征・オープン戦)で見せた彼の力ならば十分活躍できる。プロの育成能力とうまくかみ合えば伸びる確立が高い選手だと思う。野球漬けの毎日になると思うが、巨人では山口鉄也、松本哲也ら育成枠から1軍へ上がったものもいる。右の内野手不足の巨人ならば支配下選手登録選手となる可能性は十分ある。自分の力を信じ頑張ってほしい。

このページの先頭へ