いよいよ今週末に迫った、関西学生リーグ近大戦。ともに勝ち点3で並んでおり、この試合を制したチームが神宮へと名乗りを上げる可能性が高い。

一戦目の先発は立命館・藤原正、近大・と予想される。ともにプロ注目の逸材で、これまでの戦いで関西の猛者たちを手玉にとってきた。藤原は左腕ながらも140キロ後半の速球を持ち、スライダーにもキレがある。かたや巽も右の速球派で、同じ軌道のカットボールを操る。両投手を打ち崩すのは困難であり、投手戦になる可能性が高い。そのために立命館は福田藤原大ら俊足の選手らが小技を駆使して巽のペースを乱したい。中軸・乗替の打撃が好調なだけに糸口をつかめば勝機は見えてくる。
しかし、近大のリリーフには谷口友という強力な右腕が控えている。これまでの近大の勝利に多大な貢献をしてきただけに満を持して登場してくるに違いない。谷口対策にも気を配りながらの試合は厳しいものになるだろう。

二戦目は立命館・田中宏と近大・滝谷と予想。どちらも好投手であり、この一戦も目が離せない。

両チームの層は厚く総力戦となりうる。盟友同士である立命館・松岡監督、近大・榎本監督の手綱さばきも勝負の明暗を分けそうだ。

まさに、天王山――。激戦必至のこのゲームの果てに、勝利の女神はどちらに微笑むのか。決戦のプレーボールは間もなくである。

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