◇立命館3-2桃学大<11月22日 関西学生サッカーリーグ後期第11節 @西京極総合運動公園陸上競技場>

前節の勝利で自動降格は免れた立命。この最終節では自動残留のために勝利を目指して戦いたいところだったが、先に試合をしていた関大が勝利したため、立命が勝っても入れ替え戦に回るということが決定してしまった。しかし、主将の谷口智紀が「入れ替え戦ということがはっきりして、入れ替え戦につながる試合にしようと話していた」と言うように、良い流れで入れ替え戦に挑むためにも重要なリーグ最終節を迎えた。

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ハットトリックの活躍をした#10茂平と祝福する#20谷口純基

対する桃学大にとってはインカレ出場へ勝たなければならない試合だったが、試合は立命ペースで始まる。しかし、パスミスなどからピンチを招きシュートを打たれるシーンもあり、GK宮脇のセーブやDFが体を入れてなんとかしのいでいた。19分に立命の細かなパス交換から#10茂がシュートを放つも決まらず。25分には#10茂のパスから#20谷口純基が惜しいシュートを放つ。#10茂が「手数をかけすぎて、相手ディフェンスが戻ってしまっていた」と話すように、ゴール前までボールを運ぶことができても決定的な仕事をできない立命。チャンスをものにできないでいると、30分過ぎからはピンチの連続となり、前半終了間際の44分、相手CKから先制点を決められ、0-1の桃学大リードで前半を終える。

後半に向けて、「わりきって、やるしかないと中で話していた」と主将の谷口が振り返ったように、後半開始からの立命は前半とは違う勢いを見せた。そして、48分、ペナルティエリアで#20谷口純基からパスを受けた#10茂がゴールを決め、立命が同点に追いつく。それからの立命は、55分流動的なパス回しから#14高畑のシュートなど追加点を感じさせていると、56分、#29知念のパスを受けた#10茂が一人でドリブル突破しそのままシュート、これがゴールに突き刺さり勝ち越しに成功する。その後も立命の攻撃陣が多くのチャンスを作り続け、ピンチを迎えても立命のDF陣が体を張って守る。桃学大の焦りが見えてきた77分、#7谷口智紀からのボールを#25加藤がつなぎ最後はまたしても#10茂がゴール。これで茂はハットトリックとなった。3-1となり、後はこのまま試合を終えたいところだったが、89分#31GK宮脇がペナルティエリア内でファールを犯し相手にPKを与え、それを決められる。その後は守りきり、3-2で試合終了し2連勝で最終戦を締めくくり、次週の入れ替え戦へ弾みをつけた。

また、この試合は観客動員をかけた試合で、スタンドには同じ立命館体育会の部活のみなさんやチア部の方々が駆けつけるなど普段以上に盛り上がった応援が選手たちを後押しした。

試合後コメント
#10茂平選手
「ひとつでも順位を上げて、良い流れで連勝して入れ替え戦に臨むためにも勝ててよかった。(3得点について)味方がボールを持ったときに自分に出してくれると信じて、予測して走ったことが良かったのだと思う。(多くの観客の前でプレーして)いつもと違う雰囲気で、力になったし、ありがたかった。(入れ替え戦に向けて)絶対勝って残留したい。4回生と笑って終われるようにしたい。」

#7谷口智紀主将
「勝ち切って、入れ替え戦につながったことは良かった。(観客動員について)企画部が集客のためにビラ配りなどをし、その結果、良い雰囲気の中で試合ができて、その多くの観客の前で勝ててよかった。これからもまた多くの人に来てもらえるようにしたい。入れ替え戦は去年経験したが、リーグとは違った雰囲気で難しい試合になると思う。これから本当にラストの1週間になるので、しっかり準備して後悔の無いようにしたい。必ず勝って一部残留できるように頑張ります。」


[記事、写真:多満城沙耶]



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