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サービスエースを決める川﨑

◇立命館1(25-17、21-25、17-25、21-25)3東亜大
<12月2日(火) ミキプルーンスーパーカレッジバレー2014全日本バレーボール大学選手権 @大阪市中央体育館>

<スタメン>
センター 橋本(産3)
セッター 横山(産3)
レフト 米田(法3)
センター 上原(産4)
ライト 若林(産3)
レフト 下田(理1)
リベロ 山本(政3)

大学バレーの日本一を決める全日本インカレ。4回生にとっては最後の大会である。1回戦の相手は西日本インカレ4強の強豪東亜大。立命館の選手たちは強豪を相手に全力で立ち向かった。

先手を奪ったのは立命館。横山のサーブで相手を崩すと、上原のクイックと米田のブロックなどで9連続得点を奪い、大量リードを奪う。中盤に入って差を詰められるもののピンチサーバーで登場した川崎(産1)のサービスエースで再び流れを引き戻して難なくこのセットをものにした。

第2セットの前半は接戦となる。中盤にリードを奪われたが、サイド攻撃が機能している立命館も食らいつく。20‐20で終盤を迎えたが、ここで3連続得点を許し、21‐25で惜しくもこのセットを落とした。

これで勢いに乗った東亜大は第3セットの序盤から猛攻を仕掛ける。一方の立命館は焦りからミスを連発し、いきなり7連続得点を許す。連続得点を許す。そのまま最後まで流れを掴めなかった立命館はこのセットも落とし、後がなくなった。

後がなくなった第4セット。好調な出だしを見せた立命館は7‐4とリードを奪うが、タイムアウトを取った東亜大がそこから立て直し、接戦で後半へともつれ込む。しかし、第2セット同様に勝負所で差を広げられ万事休す。追い上げも及ばずセットカウント1‐3で敗れ、立命館の全日本インカレは初戦で幕を閉じた。

この敗戦で4回生は引退となった。レギュラーの多くは3回生以下が務めていたが、その陰で4回生がチーム運営や作戦を立てるなどチームを支えてきた。関西の1部校では珍しい学生主体のチーム運営を行う立命館にとって彼らの存在は欠かせなかったのである。「大学生らしいチーム」と為山監督が評するチーム作りをしてきた4回生たち。彼らが抜け、また新たなチーム作りが始まる。レギュラーが多く残る来年はどんなチームになるのだろうか。これからの立命館バレーボール部から目が離せない。

<コメント>
●為山誠司監督
「特に1セット目は東亜大というチームに対してサーブはどこに打つ、ブロックを飛ぶときは誰をマークするなど自分たちのやってきたことをしっかりと出してくれた。ただ、東亜大も2セット目からしっかりと立て直してきて中盤から終盤にかけてリードを取られたのが、勝負の分かれ目だったかもしれない。終盤でやられたのが今年のチームの課題だった。リーグ戦から比べるとレシーブ面が粘り強くなって、ブロックの付き方もリーグ戦よりは良くなった。ブロックで点を取れるようになったのは短期間で成長したと思う。最後に攻めきれなかったのが課題。でも面白いゲームだった。できれば東海大とやりたかったけど勝負はこういうものだから。一番言いたいのは今年のチームは文句一つ言わずに4回生が支えてくれたということ。そういう意味では本当に大学生らしいチームだった。来年は今年の4回生のような大学生らしいチーム運営を生かしつつ課題に残った勝負所での勝ちきるということをできるようにしていきたい。3回生は個性が強いのが多いからどんどんぶつかってやってほしい。3回生は非常にアグレッシブで人に対して言える子が多いからお互いに言い合ってぶつかってというのがいいと思う。そこで高度な関係を作って行ければいいと思う」

●高田紘史主将(産4)
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「4回生も後輩も皆一つになって挑めたし、気持ちも出ていたので悔いはない。1週間前になってチームが一つになることができた。最後の試合なので自分たちが出てというのが理想だったけど後輩に任せる形になって後輩には本当に感謝している。代わりに出てもらっているなかで鬱陶しいことも言ってきたかもしれないけど最後までやってくれて感謝している。大学4年間は苦しんだ分、色んな部分で成長できたと思う。今日の試合で課題は見つかっていると思うので去年から出ているからと甘んじることなく関西制覇を目指してほしい」

●植田聖哉副将(法4)
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「この1年間を振り返ってみても正直、辛いことの方が多かったけどその辛い時があった時には落ち込んだ時もあったけど結局はそれが今の自分を形成していると思うし、その点で辛いことを与えてくれたチームに感謝。その辛いことが考えてみると凄く楽しいことで辛いのを含めて喜びだったと思う。改めて今日の試合に関してもこの1年間を凝縮したような試合でこの1年間を見ているような気持ちでベンチから見ていた。色々あったけどやってきて良かったと改めて思う。今までの立命館の流れで言うと楽しいチームであったというのは間違いないけど、厳しさを超えた楽しさがないかなという風に思っていたのでそこが凄く見えた。自分たちは学生主体でやっているチームで密にコミュニケーションを取って、言いたいことを言ってやるチーム。この1年間を振り返ってみても本当に口を動かしたし、こんなに口を動かした1年間はないなというくらいに口を動かした。そんな感じでみんなもコートで口を動かしていたし、ベンチに帰ってきてもみんなでコミュニケーションを取っていた。そういうことを考えるとこの1年間を凝縮していた。自分たちが一番大切にしていたコミュニケーションが見えた一日だった。この4年間は本当に感謝の気持ちでいっぱい。この1年間を副キャプテン兼学生コーチとしてやらしてくれたみんなにまず感謝。それに着いてきてくれた後輩もそうだし、同期には一番感謝している。10年間バレーボールをやってきたけど高田と中学からずっと同じチームでやってきて今回もキャプテンと副キャプテンと言うことで一緒にやってきたしあいつには直接言わないけど高田に一番感謝している。高田とは幼稚園から中高大と一緒だったから考えていることは大体わかるしその点辛いことも苦しいことも共有してきたし、あいつがいたからやれてきたと思う。これからも味方であるし、みんなを愛してる。だからみんなのためにはいくらでも犠牲を払うし、今後もみんなのことが大好きです」

●池田拓真副将(スポ4)
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「後悔はしてないと言ったら嘘になる。3回生に全部託したけど託したからには支えられたかまだわからないけど感謝されてたらいいなとは思う。出てた選手は本当に頑張ってくれたと思う。一生懸命やってくれたので一回も諦めてなかったのが一番良かったと思う。(4年間を振り返ってみて)楽しかった。色んなことがあったけど色んな経験ができて社会人に繋がると思う。来年メンバーが一緒な分、レギュラー陣のマンネリ化で伸びなくなるのがちょっと心配なのでそこをしっかりとやってほしい」

●上原健太選手
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「最初は自分たちのバレーができていた。今までが出足の悪いチームだったが今日はいい出来でスタートできた。そこで2セット目に油断するなという気持ちはあったと思うぢ、それを共有したけどちょっとスキがあったかなと思う。そこは東亜が最初崩れた割には2、3セットで立て直してきてきた。自分たちの力を出し切れてないかと言えばそうではない。相手の立て直しとミスと油断で負けたかなという感じ。1回生の頃は学連という運営する立場でコートに入る以前のポジションで2回生の終わりまでやって、学連が終わってもコートに入れるか微妙な立場で1年間を過ごして、最後の年になっても最初は出れなくて最後の最後で怪我という形だけどコートに立つことができて凄く僕自身は嬉しかったのとやらないといけないという気持ちが強かった。他の4回生の出てない人の分までできたかといえば今ひとつで3回生が引っ張ってやっていた分はちょっと悔しかった。苦しいときの方が多い4年間だった。中学、高校はレギュラーでずっとやってきて大学という新しいステージで初めて裏方の仕事も経験できて人間としての幅が広がって成長できたと思う。(後輩に向けて)今日の結果で満足せずに今回の課題をもっと伸ばして次の全日本インカレではもっと上を目指して頑張って欲しい」

[記事、写真:馬場遼]

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