%E5%A4%A7%E6%A3%AE%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC.jpg
表彰台に立つ大森(中央)

<9月7日(日) 天皇賜杯 第83回日本学生陸上競技対校選手権大会3日目 @熊谷スポーツ文化公園陸上競技場>

最終日を迎えた日本インカレ。2日目を終えた時点で2位につけていた女子はこの日も活躍が目立った。

前日の夜から午前9時に延期になった5000mには前回優勝の大森(スポ2)と初日の10000mで3位になった菅野(済2)が出場。最初の1kmこそ3分05秒と早い入りになったが、その後は3分17秒、3分17秒、3分15秒と落ち着いたペースになる。二人は先頭集団の中でレースを進め、優勝の行方はラスト勝負へともつれ込んだ。残り1週で大院大の野田が仕掛けると、大森は食らいつくが、菅野は後退してしまう。勝負が決したのはラスト100m。最後のホームストレートで大森が逆転すると、そのまま逃げ切り、15分46秒94で連覇達成。菅野はラストで力尽き、16分00秒57の9位に終わった。

200mでは前日の100mで5位に入賞した小山(済2)が「連戦の疲労があった」とは言いつつも、それを感じさせない走りで準決勝を24秒70の組2位で決勝進出を果たす。決勝でも全国屈指の選手が揃う中で、堂々とした走りを見せ、100mの5位を上回る24秒40(追い風参考)で4位に躍進した。

%E5%B0%8F%E5%B1%B1%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC.jpg
100mに続いて200mでも入賞した小山

100mHではラストイヤーとなる若宮(済4)が準決勝で14秒06の組3着で突破し、初の決勝に進出。決勝でも13秒99と好タイムを記録し、4回生では唯一の入賞となる6位を勝ち取った。

%E8%8B%A5%E5%AE%AE%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%AC.jpg
初めて決勝の舞台に進んだ若宮

男子では入賞した選手がいなかったが、5000mで関西学連の選手では唯一となる13分台の記録を持つ主将の吉村(営4)が中盤まで関東の強力選手に食らいつき、11位の健闘。タイムも14分04秒43の好タイムだった。

<総合成績>
女子
総合4位 40点
トラック2位 33点
フィールド 2点
混成3位 5点

<コメント>
大森選手
「勝つのってしんどいなと思った。調子が良くなくて走る前から不安で走っている間も不安だった。ゴールしてから不安な気持ちがなくなった。ラストスパートは野田さんの動きを見て、絶対に勝てると思ったところで出た。去年は知らない間に勝ったという感じだったが、今年は優勝を狙いにいった。調子が悪い中でも勝てたのは良かった。去年に優勝してから周りから色々言われて嬉しかった反面しんどかった。でもそういうのを跳ね返してこそ強くなれると思う。昨日に標準を合わせていたので延期になったのは気持ちがかく乱されたが、良い経験になった。駅伝ではチームの中心選手として引っ張っていって、勢いをチームにもたらせられるような走りがしたい」

菅野選手
「10000mは2戦目で嫌いじゃなかったが、甘いもんじゃないと思った。展開がよくわかっていなくて前に着いてみたが、足が引っ掛かったり、腰が怠くなるリスクもあった。自分は押していくスタイルなので、引っ張っていけるようにしたい。観客席からの応援がよく聞こえていて、自分は応援の力で走れているので良い走りをして恩返しがしたかった。連戦の疲労がちょっとあったが、良い経験になった。駅伝では全女の4連覇に貢献できるように主要区間で勢いをつける走りがしたい」

小山選手
「準決勝の方が内容は良くて、思っていた以上のタイムが出せた。今の自分の位置がわかったので来年に向けて練習していきたい。連戦で筋肉痛があったが、スタート位置に立つと忘れていた。決勝では力みがあった。表彰台のことも少し考えていた。今年は初めての全カレで良い経験ができた。昨年に練習の量を積んだことがこの結果に繋がったと思う。来年も決勝の舞台に立てるようにしたい」

若宮選手
「これが自分の力だと思う。順位やタイムは気にせずに自分の走りをしようと思っていた。この秋でもっとベストを更新したい」

[記事、写真:馬場遼]

このページの先頭へ