6月10日に開幕を控えた全日本大学野球選手権大会。
3季ぶりに出場する龍大は初戦突破、そして上位進出を狙う。


~初の大舞台に挑む小さな巨人~
龍大の上位進出の鍵をにぎるのはやはりエース松岡(2回)だ。
リーグ戦では抜群の安定感を発揮したMVP右腕は初の大舞台に並々ならぬ意欲を見せる。
「とにかく神宮に行きたかった。(この春の優勝で)ついに叶ったなと」
173センチと小柄ながらテンポ良くストライクを奪う。
その生命線は自慢の「制球力」と常に相手に向かっていく「気持ちの強さ」だ。
ストレートは130キロ中盤だがコーナーを鋭く突くスタイルで凡打の山を築くていく。
大舞台でも本来のピッチングが出来れば松岡の神宮デビューはきっと鮮烈なものになるはずだ。


~ベンチから見つめた2年前の記憶~
主将笠井(4回)にとっても神宮は特別な場所だ。
06年の春に神宮に挑んだ龍大は岩下(現日本生命)ら充実した布陣を擁しながら一回戦で敗退した。
「自分はベンチから見ていて、(初戦敗退の悔しさは)はっきり覚えている」
この春龍大は中井(3回)上羽(2回)ら若い力が中軸として大きく成長したが、やはり打線の中心を担うのはこの人。広角に打ち分けるバットコントロールは全国でも通用する。
主将笠井が見据えるのは二年前のリベンジ、そしてさらなる頂だ。

(龍魂編集室3回・徳山尚昭)

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