8月20日に京都の硬式野球部が一同に会する第16回全京都大学野球トーナメント大会が開幕した。今大会は8月24日まで全日程が西京極球場で行われる。
龍大は13年ぶりの優勝をかけ、一回戦の京都薬科大戦を迎えた。
龍大のスタメンにはリーグ戦未出場選手を含むフレッシュな顔ぶれが並んだ。
〈スタメンは以下の通り〉
1番(右)小林勇介(3回・三重海星)
2番(二)山本隆哉(3回・滝川)
3番(三)内山友希(1回・京都成章)
4番(一)有吉宏明(2回・北大津)
5番(指)中川裕章(2回・徳島北)
6番(左)郷田京祐(2回・新庄)
7番(中)岩口二郎(2回・八幡商業)
8番(捕)木屋雄貴(3回・三次)
9番(遊)笠嶋広和(2回・京都成章)
先発投 古野正人(4回・報徳学園)
龍大は先発・古野が好投。威力抜群の直球とスライダーを軸に3回表には前の回から数えて5者連続三振を奪うなどその実力を存分に発揮。結局、古野はこの試合を6回被安打2、四死球2、11奪三振で無失点に抑えた。
打線は3回裏に4番・有吉のタイムリー等で2点を先制すると、5回裏にも有吉がタイムリーを放ち追加点を奪う。
そして6回裏には、一死から1番・小林が四球を選びそこから途中出場の加納(3回・平安)、内山、有吉、中川が4連打を放ち2点を追加。さらに犠牲フライで1点を加え、7回コールド規定の7点差まであと1点とする。ここでこの回の表からマスクを被るウラム(2回・香川西)が打席に立つと2ボールからの3球目をセンターにはじき返し2点タイムリー。結局この回打者一巡5得点を奪う猛攻をみせた。
その後7回表を柴田(4回・天理)が締めくくり、8対0で7回コールド勝ち。見事初戦突破を果たした。
次戦は23日、京都外国語大と佛教大の勝者と戦う。
]]>
しかし先頭打者を打ち取った後、前田が突如乱れる。まさかの3連続四球で一死満塁。
たまらず椹木監督は前田を交代、ストッパーの姫野を投入。
チーム№1の球速を誇る右腕に命運が託される。
しかしその2球目、打球は無常にもセンター前に転がっていった。
まさかの結末に龍大ベンチが静まり返った。
岩下・井上らが率いた2年前の全日本に続くサヨナラでの初戦敗退となった。
~初の大舞台に挑む小さな巨人~
龍大の上位進出の鍵をにぎるのはやはりエース松岡(2回)だ。
リーグ戦では抜群の安定感を発揮したMVP右腕は初の大舞台に並々ならぬ意欲を見せる。
「とにかく神宮に行きたかった。(この春の優勝で)ついに叶ったなと」
173センチと小柄ながらテンポ良くストライクを奪う。
その生命線は自慢の「制球力」と常に相手に向かっていく「気持ちの強さ」だ。
ストレートは130キロ中盤だがコーナーを鋭く突くスタイルで凡打の山を築くていく。
大舞台でも本来のピッチングが出来れば松岡の神宮デビューはきっと鮮烈なものになるはずだ。
~ベンチから見つめた2年前の記憶~
主将笠井(4回)にとっても神宮は特別な場所だ。
06年の春に神宮に挑んだ龍大は岩下(現日本生命)ら充実した布陣を擁しながら一回戦で敗退した。
「自分はベンチから見ていて、(初戦敗退の悔しさは)はっきり覚えている」
この春龍大は中井(3回)上羽(2回)ら若い力が中軸として大きく成長したが、やはり打線の中心を担うのはこの人。広角に打ち分けるバットコントロールは全国でも通用する。
主将笠井が見据えるのは二年前のリベンジ、そしてさらなる頂だ。
(龍魂編集室3回・徳山尚昭)
]]> 関西六大学野球連盟の表彰選手が発表され、MVPには松岡は選ばれた。
また、ベストナインには龍大から最多の三人が選ばれ、全員が初受賞となった。
龍大からの表彰選手は以下の通り
最優秀選手 松岡裕也(初)
最優秀投手 松岡裕也(初)
首位打者 中井浩祐(初)
担当記者クラブ賞 古野正人(初)
平古場賞 上羽清継
ベストナイン
〈投手〉 古野正人(初)
〈一塁〉 山崎健太(初)
〈三塁〉 中井浩祐(初)
代打の切り札の会心の一発に龍大ベンチが沸いた。
4月27日、スカイマークスタジアムにおいて関西六大学春季リーグ第4節大商大戦がおこなわれた。
1-0の1点リードで迎えた7回表。この日、不振の篠原に代わり1番に入った伊東がヒットで出塁すると、そこから1アウト2・3塁のビッグチャンス。ここで代打・塔本が登場。
「どうにかして後ろに繋げたかった」と鋭くバットを振りぬくと打球は綺麗な放物線を描きレフトスタンドへ。チーム今季第1号となる3ランホームランとなった。
この後、古野が1点を失うも前田が繋ぎ、最後は姫野が3者連続三振の完璧なリリーフで完勝。
これで開幕から6連勝。この強さはまぎれもなく本物、次節は遂に王者・大経大を迎える。
4月20日に皇子山球場で行われた第3節、好調龍大が臨む大阪学院大の先発は岸中。
岸中は上宮太子高出身の3回生右腕で、高校時代は1番を背負っていた男だ。
一方、龍大も上宮太子高出身者を多く抱えるチームであるが中でもショートの兼重は岸中と同学年で共に汗を流した盟友である。そんな同級生対決が注目された試合、くしくも試合を決めたのはその両者の対決だった。
2回、2アウトから中井がツーベースを放ちチャンスメーク。この場面で兼重-岸中のこの日最初の対決を迎えると、兼重がライトの頭を越えるタイムリースリーベース。貴重な先取点を奪った。
さらに4回龍大が追加点のチャンスを作ると再び兼重がセンターへはじき返し、この試合の決勝打となった。
試合はリーグ初勝利をかけた古野が好投。8回を5安打8三振という内容で見事初勝利をものにした。
この日のヒーロー兼重は試合後、岸中との対決を「友達なんで・・」と複雑そうに振り返った。しかし最後は「このまま10連勝で優勝を決めたい」と力強く締めくくった。
盟友対決を制した恐怖の8番打者が見つめるのは優勝の二文字だけのようだ。
龍谷大学6-1滋賀大経済学部
龍谷大 110220000=6
滋賀大経済 000010000=1
初回から毎回出塁し点数を入れるも、6回以降ランナーを返せず、課題の残る試合となった。
投げては、先発の喜代多がテンポ良いピッチングで5回を1失点とした。
3月15日、龍大は強豪・大体大を龍大瀬田球場に迎え入れオープン戦を行った。試合は乱打戦となるが、中盤以降は龍大が流れを掴み、14対6で大勝した。
龍大はスタメンにベストメンバー並べ、必勝体制で臨んだ。
2回に今季の活躍が期待される中井が、左中間を破るタイムリーツーベースを放ち先制すると、その後打線が爆発。6回には、一挙に6点を奪うビッグイニングを作るなど最終的に14点をとり圧勝。中軸も笠井が1安打1打点、犬塚が2安打、坂本が3安打を放つなど順調な仕上がりを見せた。
~投手力~
【龍谷大】今大会はこれまで5人の投手が登板し、投手層が厚い。その中でも欠かせないのが絶対的エース井上(4年)の存在だ。関西六大学の現役投手トップの通算15勝を挙げている右腕は、140キロ台の重いストレートと切れ味鋭い変化球で抜群の安定感を誇る。そして、井上に次ぐ活躍が期待されるのがサウスポーの前田(3年)である。野地、加納といった左の好打者を要する京産大打線を相手にどういったピッチングを見せるのかが、大きなカギとなるだろう。また、先日の大経大戦で先発デビューした速球派、姫野(2年)にも注目が集まっている。
【京産大】昨春から通算7勝を挙げ、経験豊富なエース宇田川(3年)が1戦目に先発予定。184センチの長身から投げ出される角度のあるボールで打者を翻弄する。昨年の龍産戦で敗戦投手となっている左腕は今季にリベンジを誓う。2戦目は右下手投げの藤原(3年)、左投げの芝村(4年)の継投が予想される。藤原の緩急をつけたピッチング、芝村のテンポのいい投球、それぞれの持ち味を発揮すれば、龍大打線を手玉に取ることかできるだろう。
~攻撃力~
【龍谷大】昨季の明神、岩下、藤本などの好打者が揃う強力打線から一転、今季は小技や足を絡めて確実に一点を取りに行く打線へとシフトした。打線の柱となるのは、ここまでリーグトップの2本塁打を放つ久掘(4年)。開幕から4番に座る彼のバットがこの節の流れを決めるのは間違いない。また、一点を争う接戦が予想される龍産戦だけに中野(4年)、力(3年)、篠原(2年)ら機動力を持つ選手の存在がカギとなりそうだ。
【京産大】出塁率の高い1番加納(4年)を中心に、どの打順からもチャンスメイクができるが、チャンスであと一本が出ないという決定力不足に悩まされてきた。しかし、怪我で戦列を離れていた野地(4年)が復帰し、中軸に入ることによって、得点力がアップすることは間違いない。昨秋までの通算打率3割1分6厘、ホームラン2本の頼れる主将の奮起に期待したい。また、4番の炭山(3年)も今大会ホームランを放つなど好調で、この節のキーマンとなりそうだ。
今季も両チームの力は非常に拮抗しており、勝敗を予想するのは難しい。あえて一つキーポイント上げるならば、故障明けの両主軸、龍大の井上、京産大の野地の出来だろう。伝統の一戦とあって、彼らを初めどの選手も非常にモチベーションが高く、例年以上に白熱した試合が期待できそうだ。是非球場に足を運び、そんな選手達の戦いを見届けてもらいたい。(龍魂編集室・徳山、アスレチック・菊地)
≪京産大予想オーダー≫
7 加納
4 那谷
6 池田
9 炭山
2 野地
3 太田
5 岸田
DH 南本 P 宇田川
8 森 藤原
≪龍谷大予想オーダー≫
DH 中野
4 深瀬
9 笠井
3 久堀
5 古西
2 東向
6 兼重
8 赤澤 P 井上
7 篠原 前田