10月21日(日) 11:45 於 大阪教育大学(柏原グラウンド)
関西国際大学 1-1(0-0) 大阪教育大学
●戦評: 寺前
★メンバー: 松上、田和、増本、橋本、中森、田中敦、濱田、石原慶(中川)、原口、呉島、野村
◆今回はアウェイの大阪教育大学での第4節。
対戦相手は、春季リーグのブロック優勝チーム。この秋季リーグも開幕から3連勝している。
前節の敗戦から、「闘う」という事を一番に挑んだ1戦。
開始から押し込まれる展開が続く。
慣れない土のグラウンドという事もあったが、マイボールになっても、すぐに失ってしまう。
ペナルティエリアにほとんどボールを入れる事ができなかった。
逆に、相手は遠目からでもシュートを打ってくる。
前半15分すぎには真ん中を破られ、松上と1vs1になったが、ここは松上がファインセーブで防いでくれた。
この日も前半からチームを盛り上げた松上だったが、流れは変わらず、終了間際にもサイドをえぐられ、ペナルティエリアに侵入される。
最後の最後で防いだが、危ない場面が続いた。
前半の45分が終わってみると、ほとんど自陣でのサッカーとなってしまった。
ハーフタイムに「もっとできる」という喝を入れられ、後半に挑む。
開始から動きが変わった。
相手との球際での奪い合い、空中での競り合いの場面において、外で観ている者にも伝わる気迫があった。
相手は半分以上が4回生。体格では不利な面もあった。でも、負けていなかった。
ルーズボールに対する出足やボールへの寄りも早くなり、ボールを支配する時間が増えた。
後半5分には、高い位置で中森がボールを受けると、そのままシュートに。
GKが横っ飛びでセーブしたこぼれ球を野村がよく詰めていたが、倒れながら手を伸ばしたGKに阻まれた。
ゴールにはならなかったが、勢いは増し、明らかにこちらの気迫が上回った。
ボールがよく収まり、ワンタッチでパスがつながる場面も増えた。
呉島、慶、原口のワンタッチのパスで綺麗にペナルティエリアに侵入した。
押し気味に進めていた後半だが、17分に失点してしまう。
一瞬の隙を突かれた感じだった。
しかし、ここからが前節までとは違った。同じようにズルズルと行かなかった。
開始からの球際での激しさは変わらず、高い位置でボールを奪い返せる。
後半31分には中川が入る。
そして、その直後の33分、ややハーフラインに近い位置からの増本のFKがそのままゴール。
中川もGKの前までよく走っていた。中川のランニングがなければ、生まれなかったゴールだった。
ロスタイム5分を含めた残り時間も、ディフェンス陣は体を張ったプレーが続いた。
松上はハイボールに対して積極的な飛び出し、安定したパンチングで何度もゴールを守った。
終了間際にも1vs1の場面からニアへのシュートを弾き出した。
こちらもくさびを受けた呉島がターンし、ペナルティエリアに侵入。
DFを引き付けて原口へラストパスを送ったが、ワンタッチのシュートは惜しくも枠を外れた。
約100分間の試合は引き分けに終わったが、上位校から貴重な勝ち点を取った。
後半の戦いは、相手がブロック優勝チームでも、体の大きい4回生が多いチームでも、十分に闘っていける事を証明したと思う。
リーグ順位は決して楽観視できないが、次につながる試合だった。
次節はホームに大阪市立大学を迎えての1戦。
より多くの方々に気持ちの入ったプレーを見てもらいたい。


